授業連携

太陽をはじめとする恒星について

岐阜県・大垣市立青墓小学校

  • 小学校
  • 小6
  • 理科

概要

<全授業を通した指導目標>

恒星について理解を深めると共に、太陽や宇宙について、自分の興味あるところを調べたり、確かめたりすることができる。

<対象>

小学6年生 84名

<期間>

平成24年12月19日

<区分>

教科 (理科)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
90分
講義
84名
太陽をはじめとする恒星に対する理解を深める。
太陽の模型を作り、太陽の構造を知り、理解を深める。
講師:広浜 栄次郎
(JAXA 宇宙教育センター)

第1回目/全1回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(10分)
○JAXAについての紹介
△興味を持って話を聞くことできた。
展開
(75分)
(前半)
○宇宙に関する話(プレゼン等)
・銀河系について
・太陽系について
  =太陽は燃えていること
  =太陽には寿命があること
・先人の宇宙観
 =天動説と地動説
 =重力のとらえ
 =自転、公転について
・人工衛星の話
 =スピードの速さ(地球が回る速さ)
(後半)
○太陽モビールの作成
・台紙の配布
・各自で切り取り
・組み立て
◎プレゼンの準備
△やや難しい話があったが
・宇宙が広がり続けていること
・太陽には寿命があること
・人工衛星の速さ
などは、大きな驚きを感じた。







◎台紙の配布
◎作成の補助
△時間がかかったが、一人一人は楽しく取り組むことができた。
まとめ
(5分)
○完成品の説明 

○おわりに
△時間一杯になり、まとめや質問に時間をとることができなかった。

授業の感想・メモ

  • JAXAの先生のお話が、すごく面白かったです。私は、少し難しすぎて、全ての内容は分かりませんでした。でも、今見ている星や太陽の光は、100万年程前の光だと言うことを知ったとき、すごく驚きました。光の速さは、すごく速いのに、100万年もかかるので、宇宙は私が思っていた以上に広いことが分かりました。すごく楽しかったし、宇宙の神秘に興味をもつことができました。
  • 宇宙は広くて難しいことだらけだったけど、秒速などもでてきて想像できることもあって驚くことがたくさんありました。また、太陽の模型を作って楽しく宇宙のことを知ることができました。まだ宇宙について知らないこともたくさんあります。今度調べたいと思いました。
  • 私はJAXAの方から話を聞いて宇宙に行ってみたいなと思いました。以前から宇宙に行って浮かんでみたり、探検したりしてみたいと思いました。普通、人間は酸素が無いと死んでしまうから無理だけどブラックホールの中と思うようになりました。また宇宙を4%しか知らないということは、何もかもが不思議って100%知りたくなりました。でも、全て知ってしまったら、逆に想像できなくておもしろくないかもしれません。宇宙のことをよく考えたことがなかったけど、考えるとなんて空は無重力なのに地上は重力があるんだろうかと思いました。
  • 今日、知って驚いたことは、まずX星によって、引っ張られてしまっているということ。いつか月が見えなくなってしまうのかな?と思いました。二つ目に宇宙は広がっているということ。私は宇宙というのは果てがなくて、ずっと宇宙だと思っていました。しかし、今日、宇宙の果てがあると分かりました。その果てを越えたら、そこはどうなっているのかと思います。白いのか黒いのか、音はないのか。宇宙はまだまだ不思議がいっぱいです。
  • 私は宇宙が大好きです。将来の夢は決まっていないけど、候補として宇宙飛行士と天文学者に興味があります。だから、今日がとても楽しみでした。お話の中には、銀河の写真や太陽、月の話があって、とても興味深く聞かせていただきました。また、人工衛星の話もあって、とてもおもしろいと思いました。短い時間だったけど、すごく楽しかったです。
  • 私は宇宙というものがよく分かりませんでしたが、今回の授業で少し分かったような気がしました。私たちを温かくしてくれるだけだと思っていた太陽も、とても奥が深いことを知ってびっくりしました。私が一番びっくりしたのが、月が1年間で3センチずつ地球から遠ざかっているという事実です。もしかしたら、私の子どものそのまた子どもの………子どもくらいには、地球には月の光がなくなって、夜は真っ暗になってしまうんじゃないかと思いました。宇宙は、どうして誕生したのかと思うと、とてもわくわくします。JAXAの方が「宇宙は膨張し続ける。」と、おっしゃいましたが、そしたら新しい銀河が次々とできて、とうてい人間の能力では、宇宙の果てまでいけないんじゃないかなと、思いました。でも、私はいつか宇宙の果てまで旅行に行ってみたいです。

    ======
    日本人宇宙飛行士は、今までに8人誕生しています。そのうち初の女性飛行士の向井千秋さんは、こんなふうに言いました。「人生を変えるきっかけは、いろいろなところに転がっていると思うんです。転がっているのに気付くか、気付かないか、気付いたときに取るのか、取らないのか。」 今年の活動を振り返って、自分を変えるチャンスが、まさに今だと思います。

岐阜県・大垣市立青墓小学校

授業連携実績一覧

このページのTOPへ