<全授業を通した指導目標>
宇宙を題材に、科学技術政策に関する可否を判断する際に必要な「考え方」「見方」を養う。
<対象>
小学6年生 95名
<期間>
平成25年1月25日~2月15日
<区分>
- 総合学習の時間
授業連携
宮城県・仙台市立富沢小学校
宇宙を題材に、科学技術政策に関する可否を判断する際に必要な「考え方」「見方」を養う。
小学6年生 95名
平成25年1月25日~2月15日
回 |
実施日 |
時間 |
形式 |
人数 |
授業内容 |
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1 |
90分 |
授業 |
95名 |
オリエンテーション 大学生による「宇宙クイズ」で、宇宙に関する基礎知識を得る。 ・人工衛星やISSの距離 ・真空に関する実験 等 |
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講師:麻生 大 (JAXA 有人宇宙ミッション本部宇宙船技術センター) |
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2 |
1月30日 |
90分 |
授業 |
95名 |
資料をもとにクイズを解いていく、クイズラリー方式で宇宙開発に関する歴史や現状などを知る。 |
3 |
2月2日 |
45分 |
授業 |
95名 |
日本が宇宙開発を行うことに対する自分の考えをまとめる。(レポート記述方式)各クラスごとに行う。 |
4 |
2月6日 |
90分 |
授業 |
95名 |
自分たちが選んだプランのメリットデメリットを明確にし、より実現に近づけさせるにはどうすればよいか考える。 |
5 |
2月12日 |
90分 |
授業 |
95名 |
プランごとに、麻生先生へのアピール内容や方法を考え、それらを作成する。 |
6 |
90分 |
授業 |
95名 |
麻生先生に、グループごとに自分たちのプランを説明し、その後麻生さんを交えながらタウンミーティングを行う。 |
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講師:麻生 大 (JAXA 有人宇宙ミッション本部宇宙船技術センター) |
時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動 △生徒の活動 |
指導上の留意事項 |
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導入 (5分) |
・挨拶 ・JAXA岩田氏より、大学生や麻生氏の紹介 |
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展開 (80分) |
★JAXA麻生氏による「宇宙の基礎知識」 ★東北大学生による、プレゼン |
△プレゼンを使用しながら、分かりやすく説明をしてくとてもれていたため、子どもたちは熱心に話を聞きながら、メモを取っていた。 △大学生が、宇宙の基礎的なことをクイズ形式で教えてくれたので、子どもたちも興味関心が持てた。 △真空実験では、子どもたちは夢中になって実験に見入っていた。ライブで提示することの有効性を実感した。 |
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まとめ (5分) |
◎振り返りカードを記入 |
時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動 △生徒の活動 |
指導上の留意事項 |
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導入 (5分) |
★本日の授業についてのガイダンス |
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展開 (70分) |
★各グループに分かれて、自分たちの主張を述べる。テーマは30年後、日本が摂るべき宇宙政策は?? ☆A:無人宇宙開発を、他国と協力して行う。 ☆B:有人宇宙開発を、他国と協力して行う。 ☆チャレンジC:無人宇宙開発を続ける一方で、有人宇宙も手がけていく。 |
△それぞれのグループの主張を述べる。 ◎それぞれの発表を聞いた後、JAXAの立場、一般市民の立場から、感想を述べてもらう。 △それぞれのグループの考えを踏まえつつ、自分の考えを述べる。 |
・あれかこれかという議論の仕方ではなく、いろいろな見方があって良いのだという視点を大切にしながら進めていく。 |
まとめ (15分) |
★麻生氏の話 |
宮城県・仙台市立富沢小学校