<全授業を通した指導目標>
日本や地球の電力事情(環境問題を含む)を知り、将来はどのエネルギーを選択するか考える場面で、現在実用化されている再生可能エネルギーや、研究中のエネルギー(宇宙太陽光、核融合など)について情報を得、どのエネルギーで発電するのが最適か考えたり、今自分ができることを考えたりすることができる。
<対象>
小学5年生 111名
<期間>
平成24年7月18日
<区分>
- 総合学習の時間
授業連携
長野県・下諏訪町立下諏訪南小学校
日本や地球の電力事情(環境問題を含む)を知り、将来はどのエネルギーを選択するか考える場面で、現在実用化されている再生可能エネルギーや、研究中のエネルギー(宇宙太陽光、核融合など)について情報を得、どのエネルギーで発電するのが最適か考えたり、今自分ができることを考えたりすることができる。
小学5年生 111名
平成24年7月18日
回 |
実施日 |
時間 |
形式 |
人数 |
授業内容 |
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1 |
90分 |
授業 |
111名 |
未来のエネルギーについて |
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・現在の日本、世界の状況(電力需要増加、人口増加、温暖化問題、資源の枯渇、各発電の長所短所) ・再生可能エネルギーの展望、研究中のエネルギーについて |
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講師:佐々木 進 (JAXA 宇宙科学研究所 宇宙機応用工学研究系) |
時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動 △生徒の活動 |
指導上の留意事項 |
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導入 (5分) |
・JAXAの紹介 ・授業の概要説明 |
△プロジェクターに投影された画面や実験道具を見て、興味津々の様子だった。 |
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展開 (75分) |
・節電の夏~現在の電力事情 ・電力が足りない ・今のままの発電では見通しが持ちにくい ・自然エネルギー、再生可能エネルギーについて ・研究中のエネルギーについて |
△原子力発電はやりたくない、火力発電は二酸化炭素をたくさん出すので頼れない、水力発電はこれ以上作るのは難しい、自然エネルギーはまだ発達途上ということで、近い将来発電をどうするのか、不安に思った子が多かった。 △宇宙太陽光発電と核融合発電について、研究の段階や状況を聞いた子たちは、特に宇宙太陽光発電について期待を寄せていた。 △マイクロ波で電気エネルギーを送る実験では、離れた場所から電気が送られる様子を見た子たちから歓声があがった。 |
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まとめ (10分) |
・質問 ・感想 |
△どの発電に頼るか、という話が出た。多くの子は宇宙太陽光発電や核融合発電を選択していた。 △日本は宇宙太陽光発電の技術が進んでいると聞いた子たちは、日本のことを誇らしく思ったようだった。 |
長野県・下諏訪町立下諏訪南小学校(5年生)