授業連携

飛ぶ科学

北海道・滝上町立滝西小学校

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  • 理科
  • 音楽・図工・美術・体育

概要

<全授業を通した指導目標>

低学年:科学工作を楽しみ、飛ぶ不思議や飛び方の違いを感じる中で、自分の作りたい形の表し方を考える。
中学年:JAXAの取り組みや宇宙について学んだりものづくりをしたりすることを通して、理科に対する関心・意欲を高める。
高学年:1.傘袋ロケットを飛ばす活動を通して、遠くに飛ばすためには重心や打ち上げる角度が関係していることを理解させる。
    2.宇宙に関する話や映像を通して、地球をはじめとする天体への興味・関心を高める。

<対象>

小学1~6年生 11名

<期間>

平成25年5月28日~5月30日

<区分>

教科 (低学年:図工、中・高学年:理科)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
5月28日
45分
授業
3名
高学年のみ
・JAXAの取り組みについての紹介 
・地球・月・太陽の位置関係と宇宙から見たそれぞれの映像を活用し、宇宙に対する興味を高める。
・JAXAの方々への質問を考える。
2
45~90分
講義・実験
11名
・JAXAについての紹介 
・傘袋ロケットを制作し、実際に飛ばしてみる。 
・まとめ
・質問(高学年)
講師:広浜 栄次郎
(JAXA 宇宙教育センター)
3
5月30日
45分
授業
11名
低学年:前時に学んだことを生かして、改良した傘袋ロケットを制作する。   
中・高学年:学習したことのふりかえりとまとめ

第2回目/全3回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(10分)
○JAXAについての紹介
・はやぶさ等の映像の視聴
◎JAXAの方を紹介する。
△JAXAとはどのような活動をしているのか、映像等を通して知る。
展開
(30分)
○ものづくり活動
・傘袋ロケットの作り方を確認
・羽根の角度、位置など工夫しながら自作する。
○飛ばす活動
・体育館で一斉に飛ばして飛び方や距離をくらべ合う     
◎必要な道具の配付と活動場所の指示をする。
◎低学年を中心に、うまくできない児童への支援
△映像を見ながら作り方を確認し、作業をする。
◎一斉に飛ばしたときに、どんなロケットが良く飛んでいるか自分のものと比較させ、考えさせる。
△友達同士で飛ばしあいながら、ロケットの様子を比較する。
△どうすれば良く飛ぶロケットや面白い飛び方をするロケットができるのか考える。   
・特に低学年に対しては、袋に空気を入れるときと袋の口を止めるときに配慮する。
・できあがりを確かめる場合には、周囲に注意して飛ばすよう声かけをする。
まとめ
(5分)
○講師からのまとめ
・よく飛ぶロケットのコツ
・傘袋ロケットと本物のロケットの重心や投げあげる角度について。              
○質疑応答  
△高学年の児童はこの後、宇宙に関わる映像をさらに見ながら、質疑応答。
・それぞれの学年に応じた声かけをして次時につなげる。

授業の感想・メモ

  • 低学年では絵を書いて楽しむなど表現方法も広げられ、中学年以上の児童も羽根の有無など比較を繰り返していくことで思考を深めるられるなど、もう少し長い時間を取ってじっくりと活動することができればよかった。それでも、できあがったものを楽しむことができ、どの学年も意欲的に活動していたのでよい時間を過ごすことができた。また、中学年以上の児童については、これから学習する内容につながるお話や活動だったのでとても有意義な授業になった。高学年の児童は、最後にじっくりと自分たちの興味を深める質問に答えていただいたり、映像を見せていただいたことで貴重な時間になった。今回の講義や活動を、今後の学習につなげていきたいと思う。機会があればぜひまた来ていただきたいと思った。ありがとうございました。
授業の様子1
授業の様子2

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