授業連携

宇宙ってどんなところ

岐阜県・大垣市立興文小学校

  • 小学校
  • 小6
  • 理科

概要

<全授業を通した指導目標>

理科「太陽と月」で学んだことを発展し、さらに太陽と月について詳しく知ることで、宇宙に興味をもつことができる。

<対象>

小学6年生 112名

<期間>

平成25年9月10日~9月24日

<区分>

教科 (理科)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
9月10日
45分
授業
112名
太陽と月の表面の様子や月の位置や形について話し合い、実際に観察したり、資料等で調べたりする。
2
9月18日
45分
授業
112名
太陽と月の表面の様子や見え方などについて観察や資料をもとに比較しながらまとめる。
3
9月19日
45分
授業
112名
観察1と観察2の結果から、月の形が日によって変わって見える理由をボールに光を当てるモデル実験で確かめる。
4
45分
講義
112名
太陽と月について、最新の研究成果や情報を学習する。
・太陽と月の特徴
・地球と比較
・月がどのようにしてできたか
・質疑応答
講師:米倉 克英
(JAXA 月・惑星探査プログラムグループ)

第4回目/全4回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(5分)
・太陽と月の特徴について対話しながら説明
△授業で学んだこととつないで考えていた。
展開
(35分)
・月がどのようにしてできたのかを映像を使って説明

・月の探査機「かぐや」の打ち上げの様子を紹介

・月の表面がどうしてでこぼこなのかを説明

・身近なマジックテープやランドセル等で宇宙技術が使われていることを説明
△時々、質問しながら話を聞いた。知らないことが多く、楽しそうだった。

△3Dメガネを使って、月のクレーターの様子を立体としてとらえながらつかんだ。

△宇宙を身近に感じながら話を聞いた。
まとめ
(5分)
・質疑応答
△自分の知っている知識と結びつけながら、積極的に質問した。
質問時間が足りず、授業後に質問していた児童が多くいた。

授業の感想・メモ

  • 6-1
     理科の内容と重なる点が多かったので、授業とつないで考えられた。特に、かぐやから見た月は、想像しなかった月の様子が映し出されており、歓声が上がった。授業を通してJAXAに憧れをもった児童からは、「JAXAに入るにはどうしたらよいのですか」といった質問も出された。質問したいことが多く、児童からは、もっと隕石の話や無重力、宇宙飛行士について等の話をさらに聞ききたかったという声も出るほど、宇宙を身近に感じた45分であった。
  • 6-2
     授業で月について調べていたので、話の内容がよく分かりました。CGで、月のクレーターや海と呼ばれる黒っぽく見えるところを分かりやすく説明して下さったので、興味がわきました。また、月と地球との距離をクイズ形式で考えましたが、思ったよりも近いのだと思いました。
     イプシロンロケットが成功した直後だったので、JAXAの方の話が聞けると思うとわくわくしました。中でも、隕石の話がとてもおもしろかったです。宇宙のことは、身近ではないので、いままではあまり興味をもてないこともありましたが、話を聞いて、宇宙のことをもっと知りたいと思いました。
  • 6-3
     私が、特に印象に残ったことは、CGを使った月の映像やクレーターの模型を見せていただいたことです。地球から見る月とは全く違い、山や谷もありました。また、月が地球からどれだけ離れているかということや、周期、位置、温度についても学びました。教科書で学んだことが、実際にはどのようになっているのだろうという疑問も解決できました。
    さらに、今回の授業で、今までよりも宇宙分野に関心をもてました。とても楽しい授業でした。

岐阜県・大垣市立興文小学校

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