授業連携

太陽のひみつを知る

三重県・四日市市立神前小学校

  • 小学校
  • 小3
  • 理科

概要

<全授業を通した指導目標>

太陽の日中の動きの他、太陽の構造に興味を持たせる。
 地球からの距離、大きさ、温度など太陽の秘密を知る。
 ロケットの話題から、宇宙への興味を持たせる。
 JAXAで働く方々の苦労や喜び、やりがいを知る。

<対象>

小学3年生 31名

<期間>

平成25年12月10日

<区分>

教科 (理科)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
90分
講義・工作・実験
31名
・宇津巻先生がJAXAで働くことになった理由を知る。(キャリア教育に関わって)
・太陽の秘密を知る。(太陽の表面、大きさ、地球との距離など)
・分光器の製作

『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(20分)
・キャリア教育に関わって
宇津巻先生がどうして、JAXAで働くことにしたか。一冊の本との出会い。
・最近の宇宙の話題から
 イプシロンロケットの秘密について
△本を読むことの大切さを聞いて、自分も読もうと意欲が持てたようである。
△イプシロンロケットの発射の様子を映像で見て、「見たことがある」と叫ぶ子や興味深げに見る子など様々な姿が見られた。
・映像は必須である。
展開
(25 分)
・太陽の秘密について
 太陽の大きさ
 太陽の温度
 地球と月との距離
 地球と太陽との距離
 太陽の表面
 コロナの温度
△模型を使って地球と太陽の大きさの比較を体験する。
△同様に地球と月との距離を表す模型を元にして、地球と太陽の距離を体験する。
△太陽はものすごく大きい。地球と太陽の距離はものすごく遠い、ということは理解できたが、実感がわかない。
・模型のおかげで理解しやすかった。
・ただ、さらに加えて太陽までの距離を「家の車で100km/hだと○年」とすると、実感できたと感じる。もちろん模型があってこそである。
まとめ
(40分)
・分光器の製作
・国際宇宙ステーションを、今夜見よう。
△分光器の製作は、喜んで取り組んでいた。
△分光器の意味やスペクトルの意味はまだ理解が難しかったようである。しかし、光の種類によって模様が変わることで、光に対する興味を持てたようである。
△国際宇宙ステーションを見たいという反応が多かった。
・既に聞いたことのある言葉や知っている知識、例えば「赤外線」や「虹は7色」などと、つなぎ合わせることができれば、より理科に対する関心意欲が高まることが考えられる。

授業の感想・メモ

  • 工夫された模型、JAXAならではの映像や資料など、すばらしい教材であった。
  • JAXAの先生と担任とで子どもの既習事項や興味について打ち合わせすることで、一層学習効果が高まると考えた。ただ時間の制約はあるので難しい。
授業の様子1

三重県・四日市市立神前小学校

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