<全授業を通した指導目標>
現在のエネルギーの現状や課題を考え、これからのエネルギーの1つである宇宙エネルギー利用システム(太陽光発電をマイクロ波などで地球に電送する)への取り組みを知るとともに、地球や宇宙環境を考える。
<対象>
中学2年生 101名
<期間>
平成25年10月29日
<区分>
- 総合学習の時間
授業連携
徳島県・阿南市立那賀川中学校
現在のエネルギーの現状や課題を考え、これからのエネルギーの1つである宇宙エネルギー利用システム(太陽光発電をマイクロ波などで地球に電送する)への取り組みを知るとともに、地球や宇宙環境を考える。
中学2年生 101名
平成25年10月29日
回 |
実施日 |
時間 |
形式 |
人数 |
授業内容 |
---|---|---|---|---|---|
1 |
100分 |
講義 |
101名 |
1.現在のエネルギーの現状や課題などの説明
2.未来エネルギーの1つである宇宙エネルギー利用システム(太陽光発電をマイクロ波などで地球に電送する)への取り組みの紹介 3. 2への取り組みの中で関連する宇宙環境の説明 4.写真や映像による説明に加えて、無線送電の演示実験 |
|
講師:田中 孝治 (JAXA 宇宙科学研究所 宇宙機応用工学研究系) |
時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動 △生徒の活動 |
指導上の留意事項 |
---|---|---|---|
導入 (7分) |
・講師紹介 ・JAXAについての紹介 |
||
展開 (78分) |
・宇宙はどんなところ(宇宙環境) 模式図やISSからの写真で、スペースデプリや強い紫外線、厳しい放射線などを解説。 ・宇宙へのアクセス ロケットの紹介を図やイプシロンなどの打ち上げ映像をつかって解説。 ・宇宙太陽光発電 動画で紹介 ・なぜ宇宙太陽光発電を開発するのか。 人類とエネルギーのかかわりや化石燃料のでき方をグラフや図で解説。 ・太陽発電衛星の概念と歴史 無線送電のデモンストレーション |
△ 興味が持てるところで、メモをとっていた。 △ イプシロンを知っている人という問いに対して、多くの生徒が手を挙げていた。 △デモンストレーションは、立ち上がって見ている生徒がたくさんいた。 △ 10分間の休憩のときに、解説してもらった内容について意見交換ができていた。 |
|
まとめ (15分) |
・技術課題 小型模型を使って説明 ・小型衛星による宇宙実験の計画と実用への研究・開発のシナリオ ・質疑応答 |
△ 質問はでなかったが、生徒代表お礼の言葉の中で、宇宙環境や宇宙太陽光発電に興味が持てたとの感想があった。 |
徳島県・阿南市立那賀川中学校