授業連携

人と自然の共生を目指して

徳島県・徳島県立富岡東中学校

  • 中学校
  • 中2
  • 総合的な学習の時間

概要

<全授業を通した指導目標>

JAXAの宇宙開発や地球を宇宙からみた様子を通して、持続可能な地球のために私たちができることを考え、人と自然の共生の大切さを学ぶ。

<対象>

中学2年生 79名

<期間>

平成25年10月17日

<区分>

総合学習の時間

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
100分
授業
79名
JAXAの活動紹介、ロケットと宇宙開発について、人工衛星内での生活について、宇宙からみた地球の映像について、赤外線カメラの演示実験、宇宙クイズ
講師:原田 昌朋(JAXA)

『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(10分)
・JAXAについての紹介
△100分を通して、集中して聞けていた。
展開
(70分)
・ロケットと宇宙開発について
・人工衛星内での生活について
・宇宙からみた地球の映像について
・赤外線カメラの演示実験
・宇宙クイズ
△クイズと赤外線カメラの演示実験が楽しそうだった。
まとめ
(20分)
・質疑応答
△次から次へと積極的に質問できていた。

授業の感想・メモ

  • 生徒は静かに集中して話しを聞き、質疑応答ではたくさんの生徒が次から次へ挙手し、講師先生からは、これだけ多くの生徒が手を上げ、静かに聞いてくれたのは初めてで感心したという言葉をいただいた。しかし、それは今までの環境学習での学びと、事前の教師の指導があったからです。授業内容は、JAXAからわざわざ来ていただいて100分間も聞く内容のものでなかったと思います。授業の進め方については、講師先生がまるで大学の講義のように、パワーポイントの画面を使って話してばかりでした。あれでは生徒が飽きてきます。生徒と会話(ことばのキャッチボール)しながらの授業を進めるノウハウを学んできてほしいです。また、そういう進め方ができる方を全国に派遣してほしいです。生徒と会話しながら授業を進めたのは最後の宇宙クイズのところと赤外線カメラの演示実験の所だけです。さらに、今までの本校の環境学習について説明し、こういう内容でパワーポイントをつくってください、授業もこういうように進めてほしいとお願いしたら、阿南市科学センターと講師先生との中に入ってくれたJAXAの担当者は、「講師先生も、普段の業務の傍らでしているので、無理です。」と言われました。さらにパワーポイントの内容も以前の学校で使用したものと全く同じで、本校の実態(本校生徒が今までの環境学習で何を学習し、JAXAには何を求めているのか)に応じて一部でも作り替えたものではありませんでした。以上より、25年度のJAXAとの連携授業には失望しました。

徳島県・徳島県立富岡東中学校

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