授業連携

JAXAの方々との連携授業を通して理科の学習を深める。

兵庫県・神戸市立多聞台小学校

  • 小学校
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  • その他
  • 理科

概要

<全授業を通した指導目標>

4年生理科の学習「空気や水をとじこめると」という単元で空気と水、それぞれを閉じ込め、押し縮めようとしたときの変化について学習する。次にそれぞれの性質を生かしてペッとボトルロケットを作成し、実際に飛ばす。さらに、本物の宇宙ロケットの仕組みや宇宙を飛ぶ原理について学習し、宇宙に対する興味・関心を深める。

<対象>

小学4年生児童と保護者 35名

<期間>

平成26年10月8日

<区分>

教科 (理科)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
9月22日
45分
授業
23名
空気鉄砲の仕組みを考える。
2
9月24日
45分
授業
23名
空気鉄砲の空気の代わりに水を入れたら飛ぶかどうかを試してみよう。
3
45分
授業
35名
ペットボトルロケットの改良
4
45分
授業
35名
ロケットの構造と飛ぶ原理について
講師:広浜 栄次郎
(JAXA宇宙教育センター)

第1回目/全2回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(10分)
・ペッとボトルロケットの安全な飛ばし方について説明した。
△以前一班八名あたり一機のペットボトルロケットを計3機作成し、本時に運動場で飛ばす計画を立てていた。当日は天候にも恵まれ、子どもたちも真剣に説明を聞いていた。
・暴発事故を回避するための諸注意や各係が交代でロケットを飛ばすことについて確認できる様にした。
展開
(30分)
・ペッとボトルロケット内に装てんする水と空気の体積比やロケット内に吹き込む空気量も合わせて考え、より高く、より遠くまでロケットが飛ぶように工夫できるようにする。
◎安全配慮し、ロケット発射台よりも前に出ないこと、空気の装てん中は発射の引き金は地面において、触らないようにすることなどを指導した。
△こどもたちは教師の指示を良く守り、実験に取り組んだ。想像をはるかに上回る距離とものすごい勢いで糸を引くように水を噴出しながら飛んでいくロケットにこどもたちは大感激であった。
・安全管理と班のメンバーが平等に仕事をすることに留意した。
まとめ
(5分)
ロケットがより高く、より遠くに飛んでいくための条件があることに気付く。
△ロケットをより高く、より遠くまで飛ばすには水の量を工夫すること、より多くの空気を入れることを理解する。
・法則性、規則性に気付かせる。

授業の感想・メモ

  • JAXAの方の説明とペッとボトルロケットという、設定に子どもたちだけでなく、参観に来た保護者も興味を持って学習に取り組むことができた。

第2回目/全2回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(5分)
・宇宙ロケットの飛翔原理について学習することをJAXAの方に説明していただく時間であることを知る。
△本時の学習の目当てを知る。
・興味をもって話を聞く。
展開
(30分)
・国産の宇宙ロケットの飛ぶ原理を宇宙の状態や推進力の元となる燃料、切り離し部分などについて学習する。
△JAXAの方の説明を聞き、画像を通してロケットの飛んでいく原理を理解する。
・興味をもって話を聞く。
まとめ
(10分)
・宇宙が身近なものであることを知る。
△宇宙を今まで以上に身近なものと感じ、これからも興味を持って学習していくようにする。
・興味をもって話を聞く。

授業の感想・メモ

  • ロケットが宇宙を飛んでいく仕組みを学習し、宇宙を身近に感じることができる様になった。

兵庫県・神戸市立多聞台小学校

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