授業連携

空き缶の底を磨いて凹面鏡をつくろう

東京都・立川市立新生小学校

  • 小学校
  • 小3
  • 理科

概要

<全授業を通した指導目標>

鏡などを使い、光の進み方や物に光を当てたときの明るさやあたたかさを比較しながら調べ、見いだした問題を興味・関心をもって追究する活動を通して、光の性質についての見方や考え方を養う。

<対象>

小学3年生 76名

<期間>

平成26年9月~10月3日

<区分>

教科 (理科)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
9月
45分
授業
76名
・鏡に日光を当てて反射させ、的当て活動をするなかで、光の進み方や明るさ、あたたかさについて、疑問や問題を見いだす。
2
9月
90分
実験
76名
・鏡で反射させた光を地面にはわせたり、鏡とはね返した光の間に手を入れたりして、光の進み方を調べ、光がまっすぐ進むことをとらえる。
3
9月
45分
実験
76名
・光を重ねたときと重ねないときの明るさとあたたかさを手触りで比較しながら調べる。
4
9月
90分
実験
76名
・光を重ねたときと重ねないときの明るさとあたたかさを温度計を使って調べ、光を重ねると、明るく、あたたかくなることをとらえる。
5
10月
45分
実験
76名
・虫眼鏡を使って光を集め、明るいところを小さくすると明るさが増し、あたたかさも増して紙が焦げるぐらい熱くなることをとらえる。
6
45分
講義・実験
76名
・JAXAによる講義。
・空き缶の底を磨いて凹面鏡をつくりマッチを燃やす活動を通して、これまでの学習がどのように利用されているか考え、理解する。
講師:石川 由紀、小島 彩美、小澤 翼(JAXA 宇宙教育センター)

第6回目/全6回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(5分)
●JAXAの紹介
△JAXAや宇宙について自分の知っていることと照らし合わせながら話を聴くことができた。
展開
(35分)
●光の反射実験
 ・レーザーポインタの光を、数枚の鏡を使って中央に跳ね返す実験
●パラボラアンテナの紹介
 ・電波を中央に集める仕組みの紹介
●凹面鏡の作成
 ・空き缶を使った凹面鏡の作成。照準器などを同時に作成
△実験を見ながら、これまでの学習をふり返ることができていた。
△空き缶の底を磨くのが大変そうだった。
・凹面鏡を作成する時には時間がかかるので、時間をなるべく多く確保しておいた方が良い。
・空き缶の底を磨く時に、どの程度磨けばいいのかが分からなかった子がいたので、見本が各班に1つあると良い。
まとめ
(5分)
●空き缶を使った凹面鏡の模範実験
△空き缶を使った凹面鏡で、マッチに火を着ける実験を見て、自分もやりたい!という思いを高めることができた。

授業の感想・メモ

  • 光の反射などの実験を交えながら話をしてくださったので、子ども達も興味をもって聴くことができた。
  • 教科書には載っていない面白い実験をしていただくことができ、子ども達も喜んでいた。他の単元や教科でも連携して授業をしてみたいと感じた。

東京都・立川市立新生小学校

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