授業連携

スチロール凧をつくってとばそう。

東京都・立川市立新生小学校

  • 小学校
  • 小1
  • 生活

概要

<全授業を通した指導目標>

むかしのあそびの興味を持ち、いろいろな遊びを体験する。

<対象>

小学1年生 78名

<期間>

平成27年1月17日~2月第3週

<区分>

教科 (生活科)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
130分
授業
78名
JAXAの講師を招き、JAXAの紹介から空を飛ぶ物へ興味をもたせ、学年全体でスチロールペーパーで凧を作って飛ばす。また、傘袋でロケットを作って飛ばす。
講師:小澤 翼、小島 彩美(JAXA 宇宙教育センター)
2
1月第4週
90分
授業
26名
各学級で凧づくりから、昔の遊びに興味をもち、お手玉あそびをする。
3
2月第1週
90分
授業
26名
各学級で凧づくりから、昔の遊びに興味をもち、カルタあそびをする。
4
2月第2週
90分
授業
54名
各学級で2年生から、けん玉とコマの遊び方を教えてもらい、けん玉やコマに挑戦する。
5
2月第3週
90分
授業
26名
これまでやったむかしあそびの中から、好きな遊びを選んでできるようになったことを発表する。

第1回目/全5回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(45分)
・宇宙のことや、宇宙飛行士の仕事、JAXAの役割などをしり、宇宙について興味をもつ。
△スライドを見ながら、宇宙の存在や宇宙飛行士の仕事など初めて触れる事柄がおおく、やや分かりにくい内容もあったが、映像を見ながら1年生なりに興味をもち話を聞いていた。
展開
(80分)
1.スチロール凧を作って飛ばす。
・スチロールペーパーに好きな絵を描く。
・ひもとスズランテープをつける。
・歩く速さなどを変えながら、飛ばしてみる。




2.傘袋ロケットを作って飛ばす。
・傘袋に空気を入れ、尾翼をつける。
・飛ばす角度を考えながら、ロケットを飛ばしてみる。
◎事前に準備しておいた作成に必要なものを班ごとに配布。
△思い思いの絵を丁寧に描きこむ児童が多く、熱心に取り組んでいた。説明を聞きながら、参観にきている保護者にも助けてもらい、凧を作り上げた。
△飛ばす時には、歩く走度や飛ばす高さなどを試行錯誤しながら、どうやったら飛ぶか考えている児童がいた。

△ロケットの尾翼はキットのなかに切ればできるものが入っていたので、大きな混乱なく切り取ってつけることができた。貼り方については保護者にアドバイスをもらわないと、偏って付けてしまう児童もいた。
・班によっては大人がついていない班があった。児童だけで作成している班にはサポートに入る必要があった。
・事前に作成に必要なものをかごに入れて準備しておくとスムーズにいく。
・飛ばす時にはよく見て動かないと、ぶつかって危ない。



・尾翼をつける時には上下の確認をするように声掛けをする。
・飛ばす時は1列に並んで同じ方向に飛ばすようにする。
まとめ
(10分)
・学習の振り返りをする。
△ものつくりの楽しさを感じながら、飛ばすおもちゃを作る体験をすることができた。

授業の感想・メモ

  • 宇宙について初めて触れる児童も多く、スライドや動画などで興味を持ちながら話を聞くことができた。凧作りの導入としては、物が飛ぶ仕組みについての解説があるとよかった。
  • 凧には児童のイメージや願いを込めて絵を描いていたので、書き終わるまで時間がかかったが、それだけ意欲をもって作成することができた。
  • 凧を飛ばす時間が短く、当初予定していた2つ目の、左右対称な形に切って飛ばす学習ができなかったのが残念だった。もっと児童の試行錯誤の時間に重点を置き、物が飛ぶことへの興味をもたせる展開になると、より学習も深まったのではないかと思う。傘袋ロケットの部分は削って、凧に集中した方がよかった。傘袋が入ったことでねらいもぶれてしまった。

東京都・立川市立新生小学校

授業連携実績一覧

このページのTOPへ