授業連携

困難にもあきらめずに挑戦していこう!

東京都・八王子市立宇津木台小学校

  • 小学校
  • 小6
  • 道徳

概要

<全授業を通した指導目標>

普段の失敗や困難にあきらめずに挑戦する気持ちを大切にするだけでなく、自分の夢に向かって前向きな気持ちをもたせる。

<対象>

小学6年生 114名

<期間>

平成27年2月12日

<区分>

教科 (道徳)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
45分
講義
114名
「宇宙開発に携わる方の挑戦と困難な時に、どう乗り越えていくか」
講師:國方 則和、小島 彩美 (JAXA 宇宙教育センター) 

『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(7分)
・種子島でのロケット発射映像と音響の大きさを体感する。
△これまでに興味関心のある子もいて、ロケット名で頷いている児童もいた。
△ロケット発射時の大音響に驚いていた。
・大音響が出せる機器とスペースとして音楽室が適している。体育館でも可能。
展開
(28分)
・宇宙航空研究開発機構の取り組み紹介
・宇宙開発の歴史
・宇宙の秘密を解き明かそうと思う、その原動力について
・宇宙ステーションの紹介
・コスモスカレンダーから感じること
△6年生の理科の単元「月と太陽」の振り返りをしながら、新たな知識を得ていた。
△専門的な知識に困惑する姿はあったが、興味関心のある児童(普段の言葉や行動などから担任が把握)は意欲が高まっているように感じた。
・児童が取り組んだ劇「ロケットボーイズ」と絡ませることによって、より身近に感じさせる。
まとめ
(10分)
・普段の生活や夢に向かって、困難さにあたった時にどのようにして乗り越えていくか。
・質疑応答
△自分たちのこれからの生活に生かそうと考えながら聞く。
・これまでの経験や学習などと結び付けていくために他教科とのつながりも考えていく。

授業の感想・メモ

  • 宇宙教室というと小学生には理科の学習と結び付けていきがちだが、今回は道徳として設定し、「何事にもあきらめない」ことの大切さを学ぶ場とした。失敗や大きな壁の連続の中、それらを成功のための糧とし、みんなで試行錯誤しながらロケット開発・宇宙開発に挑むJAXAの方々の姿を自分たちと結び付けて考えさせていきたかった。また、2学期には劇発表として「ロケットボーイズ」を演じた。NASAのロケット開発者の自伝を基にした話だが、これも困難を乗り越えていく話であった。その他、図画工作では「12歳のハローワーク」で将来の夢を表現するなど未来を見据えた学習に多く取り組んできた。卒業を間近にした6年生にとって教科を横断的に自分の生き方に思いを馳せる授業に取り組むことで、自己の生き方を振り返るよい機会になったと感じている。
授業の様子1

東京都・八王子市立宇津木台小学校

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