授業連携

情景を想像しながら、曲想の変化を感じとりながら聴こう。

東京都・立川市立新生小学校

  • 小学校
  • 小6
  • 音楽・図工・美術・体育

概要

<全授業を通した指導目標>

組曲「惑星」より、「木星」の旋律の特徴を捉えながら、曲想の変化を感じとらせる。太陽系の惑星に興味をもち、宇宙の惑星についてイメージをふくらませながら、聴いてほしい。

<対象>

小学6年生 95名

<期間>

平成27年3月9日~3月16日

<区分>

教科 (音楽)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
3月9日
20分
授業
95名
「木星」の主な旋律、曲想の変化を感じとる。平原綾香「ジュピター」の冒頭をうたいながら、親近感を抱かせる。
2
45分
講義
95名
太陽系の「惑星」について、話をききながら宇宙と音楽の関連について知る。
講師:中村 正人(JAXA 宇宙科学研究所 太陽系科学研究系)
3
3月16日
45分
授業
95名
惑星の中で「木星」について、どんな星か確認しながら、イメージをふくらませながら曲を聴き、曲想の変化や、想像したことをワークシートに記入する。

第2回目/全3回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(5分)
・協和音・不協和音について
万物はハーモニーからなる。
宇宙も調和の法則から成り立つ。
◎オルガンで2つの音を出しながら、協和音・不協和音の響きを確認させる。
・オルガンの準備
展開
(30分)
・空に見える、惑星について
・惑星探査機による太陽系の惑星について
・宇宙の音について
・宇宙と音楽とのコラボレーション
・水星・金星の位置を、写真で見ながら確認させる
・探査機からの映像を見ながら、太陽系の惑星それぞれの特質についてしる。 
△宇宙の音をスピーカーを通して聴く
△冨田 勲のシンセサイザー×宇宙の音を聴く
・映像の準備
まとめ
(5分)
・金星 探査機 あかつきについて
・質問コーナー
・いのちの歌を歌う。
◎あかつきの映像や、あかつきからみた金星の様子を説明
△3人の児童による質問
△宇宙のひとつで生まれてきた喜びを感じながらいのちの歌を歌う

授業の感想・メモ

  • 導入も、音から始まり、最後も宇宙の音と、音楽と宇宙の関連つけながら、興味深く聴くことができた。映像資料や、動画も豊富で、惑星についての理解を深めることができた。一部、公式や、学者の名前を引用した説明が、抽象的すぎて小学生には難しかったかもしれない。しかし、中村先生が、この時間のために、思案にながら準備されたことが伝わってくる授業でした。ありがとうございました。

東京都・立川市立新生小学校

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