授業連携

宇宙開発について考える

大阪府・大阪府立豊中高等学校

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概要

<全授業を通した指導目標>

宇宙開発に関わる技術や話題に興味・関心を持たせる。
コミュニケーションやディスカッションを通して、リーダーシップやチームワークの形成を実感させる。

<対象>

高校2年生 17名

<期間>

平成26年8月21日、25日

<区分>

SSH(スーパーサイエンスハイスクール)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
180分
講義・実習
17名
宇宙飛行士の訓練と選抜方法、そして宇宙での生活
講師:山口 孝夫
(JAXA 宇宙環境利用センター)
2
240分
講義・実習
17名
宇宙開発について
講師:清水 幸夫
(JAXA 宇宙教育センター)

第1回目/全2回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(10分)
自己紹介、講義の進め方
展開
(170分)
講義:宇宙飛行士の選抜および訓練について


講義:宇宙での生活について


危機管理、リーダーシップ、コミュニケーションについての模擬訓練
△マンガで知っている生徒もいるらしく、非常に関心が高かった。質問も多数。


△宇宙での現象について学べ、楽しんで聞いていた。


△クイズ形式の問題について理由も含めて考える。情報伝達についての具体的な実習も行った。

授業の感想・メモ

  • 特化した分野だけでなく、総合的な知識や考え方が必要になるということを実感できたようです。またリーダーシップやチームワークの形成において、コミュニケーションが不可欠だということを実習を通して学ぶことができ、これまで本校のスーパーサイエンスセミナーで行ってきた内容につながり、一貫性ができてよかったです。

第2回目/全2回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(10分)
自己紹介など
展開
(230分)
講義:宇宙全般、およびロケット開発について


実習:宇宙開発について討論し、英語発表



実演:アルコールロケット


講義:はやぶさでのミッションについて
△ペットボトルロケットという身近な例から、実際の技術的な内容まで、英語での講演も交えて聞くことができた。


△3グループにわかれて宇宙開発の将来の方向性について討論、まとめ、英語でのミニプレゼンテーション大会を行った。


△楽しい実演も交えてもらい、生徒たちも喜んでいた。


△特に、微惑星へのアプローチの難しさとはやぶさミッションの偉大さを実感することができた。
英語での講演も含む

授業の感想・メモ

  • メディアなどでも見聞きしているだけに非常に興味も高く、実際の技術力の高さを実感させることができた点が非常によかったです。そして、グループごとの討論ののち、英語で発表させるという試みは本校でも初めてでしたが、とても盛り上がる話題を提供していただけたと思っています。

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