授業連携

科学の夢広がれ、地球から宇宙へ

兵庫県・神戸市立西脇小学校

  • 小学校
  • 小4
  • 理科

概要

<全授業を通した指導目標>

月や太陽系の惑星をはじめ、宇宙の研究が進んでいる状況や人類との関わりなどをJAXA連携授業で知ることにより、宇宙開発における将来的な夢や可能性を信じ、自ら工夫して学ぶ意欲や態度を育てる

<対象>

小学4年生 49名 

<期間>

平成27年10月1日~10月8日

<区分>

教科 (理科(月や星、空気や水を閉じ込めること))

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
10月1日
100分
見学
48名
・明石市立天文科学館にて、プラネタリウム鑑賞や展示見学
・校長先生による宇宙メダカの話
2
10月5日
45分
講義
48名
・校長先生による小惑星イトカワ、リュウグウ、はやぶさ、はやぶさ2など宇宙の話
3
100分
講義・実験
47名
「科学の夢広がれ 地球から宇宙へ」 
講師:古賀 勝(JAXA 第二宇宙技術部門)
4
10月8日
45分
授業
48名
・「月や星」「とじこめた空気や水」の授業や宇宙に関する特別授業全体を通して学んだことのまとめと感想

第3回目/全4回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(10分)
・講師の自己紹介
△種子島宇宙センターでロケット発射に関わる仕事をされていたころの写真や子供の頃好きだった教科などについて講師の話を聞く。
△児童の興味をひいていた。
展開
(70分)
・宇宙を「使う、知る、住む」 
・ロケットのしくみ(バブロケット実験)
・宇宙飛行士になるには
・「人間が想像できることは、人間は必ず実現する」ジュール・ヴェルヌ → 「昨日の夢は、今日の希望であり、明日の現実である」ロバート・ゴダード
△「宇宙の使い方」のお話では、テレビの衛星放送、携帯電話、カーナビなど身近なところで使われていることに驚きがあった。
△バブロケット実験を観察する。
△児童から驚きの歓声が上がった。
△宇宙開発を進めてきた偉人の話を聞いて、科学の発展について考える。 
・バブロケットが児童に当たらないように、十分に距離をとって実験を行う。
まとめ
(20分)
・まとめ 質疑応答
△講師ご自身の小学校の卒業文集を紹介し、夢をもつことと、その夢に向かって逆風に負けずに進むことの大切さを語っていただいたことが児童や保護者から拍手が起こった。

授業の感想・メモ

  • 講師の先生ご自身の小学校時代の話題を取り入れた話は、児童にとって話題に入っていきやすくよかった。また、衛星放送や携帯電話など私たちの生活に宇宙開発での技術が使われていること、バブロケットやペットボトルロケットなどと本物の宇宙ロケットには共通点があることなど、難しい宇宙科学の話をクイズや実験で分かりやすくする工夫があった。宇宙開発だけに関わらず、夢をもち逆風に負けずに進むことの大切さを子供達に感じさせる話がとてもよかった。保護者も参加していたが、児童にも勝るとも劣らない関心の高さがうかがえた。
授業の様子1
バブロケット

兵庫県・神戸市立西脇小学校

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