<全授業を通した指導目標>
あきらめずに最善を尽くして人類初のミッションを成功させた人々に共感させながら、失敗を恐れず困難を乗り越え創意工夫をして新しいことに挑戦しようとする気持ちを育む。
<対象>
小学5,6年生 87名
<期間>
平成28年1月28日~2月5日
<区分>
- 教科 (道徳)
授業連携
東京都・八王子市立元八王子東小学校
あきらめずに最善を尽くして人類初のミッションを成功させた人々に共感させながら、失敗を恐れず困難を乗り越え創意工夫をして新しいことに挑戦しようとする気持ちを育む。
小学5,6年生 87名
平成28年1月28日~2月5日
回 |
実施日 |
時間 |
形式 |
人数 |
授業内容 |
---|---|---|---|---|---|
1
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90分
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講義・授業
|
43名
|
講義 あきらめないことについて(清水幸夫工学博士、JAXA宇宙教育センター)
|
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宇宙をハッブル望遠鏡から見た様子・衛星から見た元八王子東小学校 |
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「はやぶさ」の使命、構造(模型)と最後の任務(地球の写真)、隕石(実物)等 |
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道徳授業(中村眞理子) くじけずに勇気と希望を持ち最後までやり抜こうとする心情を育てる。 |
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対象:5年生 |
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2
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1月29日
|
30分
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授業
|
43名
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講義や授業を受けて感じたことや質問を書く。
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3
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1月29日
|
90分
|
講義・授業
|
44名
|
講義 あきらめないことについて(清水幸夫工学博士、JAXA宇宙教育センター)
|
宇宙をハッブル望遠鏡から見た様子・衛星から見た元八王子東小学校 |
|||||
「はやぶさ」の使命、構造(模型)と最後の任務(地球の写真)、隕石(実物)等 |
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道徳授業(中村眞理子) くじけずに勇気と希望を持ち最後までやり抜こうとする心情を育てる。 |
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対象:6年生 |
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4
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2月5日
|
90分
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見学
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43名
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JAXA相模原キャンパス見学
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5年生の社会科見学で展示室・M-Vロケット実機模型、M-3S11ロケット 原寸型等を見学。 |
時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動 △生徒の活動 |
指導上の留意事項 |
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導入 (5分) |
1小惑星探査機「はやぶさ」について 人類発の試みを振り返る。 |
◎小惑星探査機「はやぶさ」について知っていますか。世界初の快挙についてどう思いますか。 |
・資料への導入とする。 |
展開 (30分) |
2資料「『はやぶさ』にかけた想い」を読み、川口さんの気持ちや考えについて話し合う。 |
◎ 資料を範読する。 1.はやぶさが打ち上げられた時川口さんはどんな気持ちだったでしょう。 △ついにこの日が来たぞ。 △みんなの夢が実現する。 △やった、うれしい。 △無事にイトカワのかけらを持って帰って。 2.「宇宙開発に『失敗』はない。」川口さんはどんな気持ちから言ったのでしょう。 △ワークシートに書きペアで考えの交流。 △はやぶさを信じている。 △仲間の技術や成功確率を信じている。 △ここであきらめたら今までの努力や積み重ねが無駄になってしまう。 △はやぶさならぜったいやってくれる。 △今までも困難を乗り越えてきた。 3.「人類初の挑戦」を成功させた川口さんについてどのように考えますか。 △すごい人。△意志の強い人。 △自分もそんな強い気持ちをもちたい。 |
・DVD「小惑星探査機『はやぶさ』 帰還編」を資料に合わせて操作しながら臨場感を味わわせるように範読する。 ・長年の構想が実現した川口さんの気持ちを共感的に捉えさせる。 ・広大な宇宙の中で小さな宇宙船を見付けるのは困難であることをふまえ、メンバーに広がるショックと不安、それに対しあきらめない川口さんの気持ちをじっくり考えさせる。 ・「人類初」をなしとげた川口さんに対するあこがれや尊敬等を考えさせる。 |
まとめ (5分) |
4川口さんのインタビューを視聴し、今日の学習で心に強く感じたことを書く。 |
△今日の学習で心に強く感じたことをワークシートに書く。 |
・動画「川口さんのインタビュー」「はやぶさプロジェクトの教訓」の視聴をして、くじけずに希望と夢を持ってやり抜こうとする気持ちをもつ。(BGMホルストの「惑星」より「木星」) |
東京都・八王子市立元八王子東小学校