授業連携

水のちからと地球環境

岡山県・倉敷市立上成小学校

  • 小学校
  • 小5
  • 理科

概要

<全授業を通した指導目標>

宇宙での水の循環について学び,水の大切さを感じ,身近な川(環境)の大切さや川と人とのくらし(防災)に目を向けてこれからの持続可能な地球環境を考えていく素地をつくることができるようにする。

<対象>

平成27年10月上旬~平成28年2月下旬

<期間>

<区分>

教科 (理科(天気の変化、流れる水のはたらき))

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
10月上旬
授業
61名
理科「流れる水のはたらき」 14時間
2
100分
講義
61名
水のちからと地球環境について
講師:山地 萌果(JAXA 第一宇宙環境部門 地球観測研究センター)
3
2月下旬
授業
61名
社会科「環境とわたしたちのくらし」 5時間

第2回目/全3回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(10分)
・身近にある様々な「水」について意見交換。
・宇宙から水を観測する人工衛星など、写真や動画を用いて紹介。

△理科の既習内容を想起したり、美しい映像を観たりすることを通して、宇宙に対する関心を強めることができた。
展開
(80分)
・「ブロックで作る!台風の目」グループワーク。
△グループワークを通して、台風の様子や人工衛生のはたらきについて楽しみながら理解を深めることができた。
まとめ
(10分)
・台風以外にどんな水に関わる現象がある意見交換。
・質疑応答。
△「雨雲を味方にせよ」のミッションを受け、友達と意見を交流したり、スライドを見たりすることを通して、地球環境や資源を大切にしていこうとする気持ちを高めることができた。

授業の感想・メモ

  • 授業全体を通して、子ども達の思考の流れを大切に計画・展開されていました。子ども達は、説明や活動に夢中になり、宇宙からの水を観測する人工衛星についての知識を深めることができました。また、グループワークでは、ブロックを用いて台風の雨を表現したり、衛星の模型を用いてレーダーの仕組みを視覚的にとらえたりするなど、積極的に友達と意見を交流させながら活動することもできていました。
  • 講師の先生の温かく熱心な人柄に、子ども達もすっかり惹きつけられ、「水のちからと地球環境」について真剣に考えることができました。理科の学習の発展学習になっただけでなく、地球環境保全についての自分の考えをもつことができたことに感動しました。貴重な機会を設けてくださり、ありがとうございました。
授業の様子1

岡山県・倉敷市立上成小学校

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