<全授業を通した指導目標>
最先端技術の講義や研究施設での体験、研究者・技術者との交流、それに基づくロケットづくりの実習等を通して研究技術開発の意義・必要性を認識し、知的好奇心を育てるとともに、将来研究者や技術者として成長するための基礎となる科学的思考力・表現力を身に付けさせる。
<対象>
中学3年生 32名
<期間>
平成27年11月5日~平成28年2月18日
<区分>
- 総合学習の時間
授業連携
埼玉県・埼玉県立伊奈学園中学校
最先端技術の講義や研究施設での体験、研究者・技術者との交流、それに基づくロケットづくりの実習等を通して研究技術開発の意義・必要性を認識し、知的好奇心を育てるとともに、将来研究者や技術者として成長するための基礎となる科学的思考力・表現力を身に付けさせる。
中学3年生 32名
平成27年11月5日~平成28年2月18日
時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動 △生徒の活動 |
指導上の留意事項 |
---|---|---|---|
ガイダンス (10分) |
JAXA筑波宇宙センターの概要についてのガイダンス |
◎見学にあたっての諸注意を与える。 △JAXA筑波宇宙センターの施設の概要を知る。 |
・見学上の注意点を確認する。 |
見学 (77分) |
・屋外に展示されているロケットの見学 ・スペースドーム内でのロケットや人工衛星、国際宇宙ステーション等の展示を見学して学ぶ。 |
◎ロケットエンジンやロケット推進の原理について理解を深めさせる。 ◎実物や模型の見学を通して、今後の学習(製作)に対する意欲を持たせる。 △展示物の見学を通して、ロケットの原理や仕組み等についての理解を深め、今後の学習に対する関心意欲を高める。 |
・意欲的に見学を行い、疑問点があれば積極的に質問させる。 |
まとめ (3分) |
・今後の活動に対するガイダンス |
◎今後の学習の進め方についての見通しを持たせる。 |
・見学で学んだことを今後に生かせるようにする。 |
時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動 △生徒の活動 |
指導上の留意事項 |
---|---|---|---|
実習 (50分) |
・自作ペットボトルロケットについてのプレゼンテーション ・自作ペットボトルロケットの打ち上げ試験 |
◎プレゼンテーション及び打ち上げにあたっての諸注意を与える。 △これまでの学習成果を発表するとともに、自分の考えた条件で発射する。 |
・安全に十分注意して取り組ませる。 |
指導講評及び講義 (50分) |
・各自が製作したペットボトルロケット及び打ち上げ試験の結果についての指導講評 ・ロケットの打ち上げについての講義 講師 宇宙科学研究所 竹前俊昭 先生 |
◎各自がペットボトルロケットの製作や打ち上げの仕方、条件について工夫した点についてわかりやすくプレゼンし、伝え合う。 ◎自分なりに目標距離に飛ばせるように条件を工夫してロケットを発射する。 △生徒の実習を必要に応じて補助するとともに、今後の指導について生かすようにする。 |
・意欲的に情報交換を行なわせ、疑問点があれば積極的に質問させる。 ・打ち上げした条件とロケットの飛び方についてできるだけ詳しく観察・記録させる。 |
時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動 △生徒の活動 |
指導上の留意事項 |
---|---|---|---|
導入 (3分) |
開会行事 開会の言葉 諸注意 |
◎発表会の進め方について諸注意を与える。 △各班の発表の準備をする。 |
・学習課題を意識させる。 |
展開 (94分) |
・生徒による学習成果発表会 ・講師による指導講評及び講演 「研究のまとめ方、宇宙観測衛星ひとみの打ち上げについて」 講師 宇宙科学研究所 竹前 俊昭 先生 |
△各班で研究を進めてきた成果について発表し、その成果についての情報交換を行なう。 △研究の進め方やまとめかたについて学ぶ。 △「ひとみ」のプロジェクトをはじめとする今後の宇宙開発の取組について知る。 ◎生徒の発表を聴き、これまでの指導の成果と課題について知り、評価を行なうとともに、今後の指導について生かすようにする。 |
・意欲的に互いの発表や指導講評、講義を聴き、疑問点があれば積極的に質問させる。 |
まとめ (3分) |
閉会行事 生徒感想発表 お礼の言葉 閉会の言葉 |
△きちんと感想と謝辞を述べる。 ◎今後の学習の見通しを持たせる。 |
・学習できたことに対して感謝の気持ちを持たせる。 |
埼玉県・埼玉県立伊奈学園中学校