<全授業を通した指導目標>
星や宇宙に興味をもち、星の明るさ、大きさ、動きなど星の性質を知ることができる。
<対象>
小学4年生 138名
<期間>
平成28年6月22日~7月21日
<区分>
- 総合学習の時間
構成表
回 |
実施日 |
時間 |
形式 |
人数 |
授業内容 |
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1
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6月22日
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45分
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講義
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138名
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簡易プラネタリウムを見ながら、天体について学習しよう。
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北極星の探し方、夏の大三角について、質疑応答 |
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ゲストティーチャー「星のくに」(奈良県大塔) |
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2
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6月28日
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45分
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講義
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138名
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夏の夜空について知ろう。
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月の満ち欠けの様子、夏の大三角、星の明るさや色、星座早見の使い方 |
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3
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90分
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講義・実験
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138名
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1.北極星の見つけ方、星座の見つけ方などの星に関する講義
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2.i-CANを使って南の空、西の空、二方向の空の星の動きを模造紙に写し取り、どのように動くかを予想し、調べる。 |
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3.星や宇宙に関する質疑応答 |
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講師:佐藤 毅彦(JAXA宇宙科学研究所太陽系科学研究系) |
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4
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7月21日~
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自由研究
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138名
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夏休みの自由研究
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第3回目/全4回『授業記録シート』
時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動 △生徒の活動 |
指導上の留意事項 |
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導入 (10分) |
・JAXAとはどのような所? ・夏の大三角(ベガ、アルタイル、デネブ)の説明 |
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展開 (65分) |
・i-CANの使い方 ・導入時の内容の夏の大三角をi-CANを使い観察する 1.興味のある星座の空をi-CANで探し、星の位置を20人でひとつひとつの星を模造紙に写し取る 休憩 1をくり返す ・南の空はどのように動くか予想させ、家でi-CANを使い調べる宿題にする |
・PCを使い、i-CANのサイトに行く方法を順次説明 ・児童の中から、操作する児童を決め一緒にi-CANを操作し、夏の大三角を探す ・画面に出ている星を写し取らせ、時刻を把握し、星がどのように動くか予想させる |
写し取る際に、時間をしっかりと把握し、写し取る間にも時間は過ぎていくので留意する |
まとめ (15分) |
質疑応答(探査機あかつきが行方不明になったとき誰が軌道の再計算をし、見つけ出すことができたのですか?などの宇宙や星のことなどについての質問に答えていただいた) |
宇宙のこと、星のことなどについての質問に答える |
授業の感想・メモ
- i-CANをつかった星の動きの観察の授業をしていただきありがとうございました。私自身、授業中に児童の目が輝いているのを感じました。教師共々児童になった気持ちで授業を受けさせていただきました。PCのパフォーマンスが悪いところもありましたが、JAXAの先生方のおかげで授業をすすめていただきありがとうございました。
質疑応答では、様々な観点からの質問を児童が次々と話す中、全ての質問に真摯に答えてくださり、児童の宇宙、星座への関心がより一層高まったように思えます。
奈良県・葛城市立新庄小学校