授業連携

日常食と宇宙食の違い

奈良県・葛城市立新庄北小学校

  • 小学校
  • 小5
  • 技術・家庭

概要

<全授業を通した指導目標>

日常の食事や使われている食品に関心をもち、食品に含まれる栄養素の体内での主な働きを理解し、栄養のバランスを考えた食事の大切さに気付く。また、ご飯とみそ汁の調理に関する基礎的・基本的知識及び技能を身に付ける。

<対象>

小学5年生 40名

<期間>

平成28年6月16日~6月30日

<区分>

教科 (技術・家庭科)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
6月16日
90分
授業
40名
五大栄養素の働き
食品に含まれる五大栄養素と体内での主な働きについて知る。
2
6月23日
90分
授業
40名
3つの食品のグループとその働き
食品を主な働きによって、3つのグループに分ける。
3
90分
講義
40名
日常食と宇宙食の違い
講師の方からJAXAの紹介と、宇宙飛行士の方の宇宙での生活を映像で見ながら、宇宙食の講義をしていただく。
講師:小島 彩美(JAXA宇宙教育センター)

第3回目/全3回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(25分)
本時の学習の内容を、児童と確認する。
講師の方からJAXAの紹介と、宇宙飛行士の方の宇宙での生活を映像で見ながら、宇宙食の講義をしていただく。
◎本時の学習内容を確認するとともに、学習に対する意欲をもたせる。
◎講師の方にお話していただいている間に、レトルトカレーを温めておき、紙コップに入れておく。
日常での生活と宇宙での生活の違いを意識して話を聞くよう伝える。
展開
(60分)
日常食用のカレーと宇宙食用のカレーの食べ比べをする。
食べ比べをして感じ取った香り、食感、味の違いや、パッケージに表示されている原材料名を見比べての違いなどについて、グループで話し合いを行う。
話し合ってでてきた、日常食用のカレーと宇宙食用のカレー、それぞれの違いについて、各グループの代表が1人ずつ発表する。
◎日常食用のカレーと宇宙食用のカレーを各テーブルに配布する。
◎カレーの香り、食感、味の違いや、パッケージに表示されている原材料名を見比べての違いなどについて話し合うよう伝える。
5人ずつ8グループをつくり、各テーブル1台を準備しておく。
日常食用のカレーと宇宙食用のカレーを区別できるように、目印をつけておく。
まとめ
(5分)
本時の学習の内容のふり返りをする。
本時の学習を通して学んだことを、今後の生活に生かしていこうと意欲をもつ。
宇宙でのバランスのよい栄養摂取の方法を聞いたことから、バランスのよい食事の大切さついて学んだので、これからの日常での生活に生かしていくよう伝える。
カレーの食べ比べを通してわかった、宇宙での生活において、栄養をバランスよく摂取するための工夫をおさえておく。

授業の感想・メモ

  • 日常食用のカレーと宇宙食用のカレーを食べ比べ、グループで話し合いをしたことで、宇宙でのバランスのよい栄養摂取の方法について理解することができた。さらに、バランスのよい食事の大切さについて学んだことを、これからの生活に生かしていきたいという児童の意欲を高めることができたように感じる。

奈良県・葛城市立新庄北小学校

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