授業連携

「たなばた」の物語から、実際の星の観察、宇宙へと関心を広げていく

東京都・くにたちキッズインターナショナルスクール

  • 幼稚園・保育園
  • 3歳児
  • 4歳児
  • 5歳児
  • 総合的な学習の時間

概要

<全授業を通した指導目標>

『たなばた』をきっかけに、実際のおりひめ星・ひこ星・天の川の観察から、惑星や天体、また、星がなぜ輝くのか等、宇宙に関して関心を深めていく。

<対象>

3・4・5歳児クラス 50名

<期間>

平成28年6月27日~7月5日

<区分>

総合学習の時間

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
6月27日
20分
50名
『たなばたさま』の話を読み聞かせて、ストーリーの内容と登場人物、おりひめ・ひこ星・天の川の位置関係も知らせる。
2
6月28日
20分
50名
『たなばた』の話を思い出し、願いごとを短冊に書いてかざる。
3
7月4日
20分
50名
実際におりひめ星のベガ、ひこ星のアルタイルを紹介し、夜自宅から観察してみることを促す。
4
20分×3クラス
50名
JAXAの先生のスライド・ショーを見て、ベガ・アルタイルだけでなく、国際宇宙センターや宇宙についても関心を広げて深める。
講師:石田 雄起(JAXA宇宙教育センター)

第4回目/全4回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(2分)
JAXAについての紹介
△はじめはJAXAの先生方による授業がうれしくて、興奮気味になっていたが、話が進むにつれてひきこまれていった様子だった。
◎特に3歳児クラスは、JAXAの先生による授業が初めてのため、『たなばた』のうたをうたったり、気分を集中させる必要があった。
展開
(15分)
『たなばた』のおりひめ星・ベガ、ひこ星・アルタイル、天の川・ミルキーウェイであることを、スライドで理解した。実際に星を観察する時の方向などを知った。
△スライドショーで、星や惑星を見て関心が深まっていった。
△天の川が、銀河系の星が集まって横からみているようすであることや、夏の大三角形を観察することで、ベガ・アルタイル・デネブを東の方向で観察できることを知った。
◎普段の授業でも3D/4Dの教材を今後も活用したいと考えた。
まとめ
(3分)
宇宙へ行くためには、ロケットが必要なことや、国際宇宙センターの紹介があり、関心を深めた。
△ロケット打ち上げの様子や、国際宇宙センター内での無重力状態と、わたし達の地球上の普段の活動の違いに気づいた。
◎実際に子ども達に腕相撲をさせた後、無重力状態の国際宇宙センター内での状態を見て、具体的な違いを実感させてあげると、一層分かりやすかったと思った。

授業の感想・メモ

  • 生徒達の年齢により、授業の理解度に差があったものの、JAXAの先生の教材や、助言でおのおののレベルで理解を深めることができました。ありがとうございました。

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