授業連携

太陽と月の形

岐阜県・大垣市立川並小学校

  • 小学校
  • 小6
  • 理科

概要

<全授業を通した指導目標>

「太陽と月の形」の発展的な授業として、月に関する詳しい情報や研究成果などを聞くことにより、この単元で学習したことをより確かなとして、さらに分からない問題に対して取り組むことの面白さや考えることの大切さに気付くことができる。

<対象>

小学6年生 27名

<期間>

平成28年9月30日

<区分>

教科 (理科「太陽と月の形」)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
90分
講義
27名
・月に関するお話を聞く。
実験
・大型真空装置で真空実験や大気圧実験を行う。
講師:大嶋 龍男(JAXA宇宙教育センター)

『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(5分)
・月の大きさを実感する活動を行う。
 地球の4分の1の大きさを発泡スチロールで比べる。
・月と地球の間の距離を実感する活動を行う。
・月の満ち欠けの実験
 ライトと発泡スチロールの模型を使って。
・代表の子どもに月や地球のモデルをもたせて、大きさを実感させる。
展開
(80分)
・金環日食のしくみについて、説明を聞く。
・皆既月食のしくみについて、説明を聞く。
・大型真空装置での真空実験
 ふうせん、マシュマロ、吸盤はどうなるか。
 ドローンは飛ぶことができるか。
 ボーリングの玉は浮くか。
・アポロの月面での実験
 鉄球と羽の落下実験
・パワーポイントのスライドを用いて、日食・月食の仕組みを説明する。

・真空装置に入れる物を子どもたちの手で入れさせる。

・真空落下実験装置を準備する。
・映像を使い、太陽・月・地球の位置関係をつかめるようにする。
まとめ
(5分)
・大気圧について、説明をする。
・宇宙服の重さを知り、宇宙空間では真空であるため、重さを感じないことを理解する。
・今日行った実験結果を考察する。
・空気には重さがあることを身近な現象から理解させる。

授業の感想・メモ

  • JAXAの方からの説明だけでなく、多くの実験を見させていただいたことで、子どもたちが宇宙空間で生じる現象について、より関心を高めることができた。
  • 実験をみる中で、子どもたちの中に、「どうしてだろう。」「たぶん、これが原因ではないだろうか。」と課題を意欲的に追究することができた。

岐阜県・大垣市立川並小学校

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