授業連携

月への移住計画を立てよう~月と太陽~

大阪府・大阪市立古市小学校

  • 小学校
  • 小6
  • 理科

概要

<全授業を通した指導目標>

天体について興味・関心をもって追究する活動を通して、月や太陽に対する豊かな心情を育てるとともに、月の形の見え方や表面の様子についての見方や考え方を養う。また、月の位置や形と太陽の位置の関係を推論する能力や、多面的に分析し、より妥当な考え(月への移住計画)をつくりだす力を育てる。

<対象>

小学6年生 68名

<期間>

平成28年11月1日~12月9日

<区分>

教科 (理科「月と太陽」)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
11月1日
90分
授業
68名
1.月と太陽の観察をする。
2.月に移住するために必要なもの(空気、水、食料、住居など)を考え、自分が特に必要だと考えるものを選んでチームをつくる。 
3.今後の授業時数やJAXAの方に発表する日を知り、今後の学習の進度の見通しをもつ。
3
11月2~30日
270分
授業
68名
1.図書資料やインターネット資料を用いたりモデル実験をしたりして調べ、月への移住計画をたてる
2.発表方法(パワーポイント、レプリカ、巻物、マンガ、フリップなど)を考え、準備をする。
9
90分
授業
68名
1.移住計画を発表する。子ども同士で相互評価をする。
2.JAXAの方に計画について講評していただく。
講義
3.現在の宇宙開発ならびに今後の展望
講師:清水 幸夫(JAXA宇宙教育センター)
11
12月9日
45分
授業
68名
1.発表を振り返り、修正する。
2.最終の移住計画を全員でシミュレーションする。

第9・10回目/全11回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(2分)
・児童代表による始めの言葉
・講師先生(清水さん・室町さん)の紹介      
・今日の学習の流れの確認
△発表について緊張していると同時に、関心・意欲が高まっていた。
・個人に相互評価用のしおりを事前に配布。
・各発表ブースの地図をしおりに載せる。
・各発表の見どころをしおりに載せておく。
展開
(70分)
・1組の発表(舞台上でプレゼン&質疑応答)4分×8チーム=約35分
・2組の発表(9つのブースに分かれて相互参観&質疑応答)約35分 
△他のグループの発表を意欲的に聞いていた。
△他のチームの工夫している点や、興味深い点を友だちと交流していた。
△相互参観の際、自分の興味・関心が高い発表から順に聞きに回っていた。
△それぞれの計画の内容を比較し、共通点や差異点を見つけていた。

◎それぞれの移住計画の共通点や差異点を見つけるよう助言する。
◎各チームで調べた情報を出し合うよう声かけをする。
・内容についての評価と感想をしおりに記録させる。
まとめ
(18分)
・講師先生の講評(それぞれの計画について)
・講師先生の講演(現在の宇宙開発ならびに今後の展望)
・児童代表による終わりの言葉
△講評・講演を意欲的に聞いていた。
△しおりに感想を記録していた。
しおりを回収する。集計・集約して後日、その結果を伝える。

授業の感想・メモ

  • 全児童が自信をもって非常に意欲的に、自分たちの移住計画を発表することができていた。
  • 講師先生にいただいた講評を生かし、移住計画を修正していた。
  • 講演で用いられた映像資料がとても美しかった。さらに宇宙への興味・関心を高めることにつながった。
  • JAXAの方に自分たちが考えた移住計画を聞いていただける場面があることで、単元を通して児童の学習意欲が非常に高かった。
授業の様子1
授業の様子2
授業の様子3

大阪府・大阪市立古市小学校

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