授業連携

宇宙日本食開発

福井県・福井県立若狭高等学校

  • 高等学校
  • 高1
  • 探究

概要

<全授業を通した指導目標>

宇宙と宇宙日本食に関する基礎的な知識・技術の習得と興味意欲関心を高める。

<対象>

高校1年生 59名

<期間>

平成28年4月19日~12月12日

<区分>

SSH(スーパーサイエンスハイスクール)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
100分
講義・実習
59名
宇宙日本食開発に関わる宇宙の基礎知識の紹介と宇宙日本食開発の知識・技術の紹介、試食実験を取り入れた授業。
講師:小島 彩美(JAXA宇宙教育センター)
2
50分
授業
56名
先輩たちの考案している宇宙日本食の試食および製造原理の学習
3
50分
授業
56名
現在申請しているサバ缶詰の製造工程、宇宙食対応の調理法・衛生管理の理解
4
200分
授業
59名
現在申請している宇宙日本食(サバ缶詰)製造

第1回目/全4回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(10分)
今回の目的・講師紹介
本校担当教員からの説明
展開
(60分)
宇宙に関する基礎知識
宇宙食に関する基礎知識
宇宙日本食に関する基礎知識
宇宙カレーを用いた比較実験
JAXA講義
・プロジェクターを用いて解説
・宇宙日本食を用いて、通常のカレーとの比較
・なぜ、そのようにするのか、とろみをつけているのはどんな物質なのかを解説
まとめ
(20分)
宇宙を学ぶことの意義
宇宙を通じて探究することの大切さ面白さを総括で伝えていただいた。

授業の感想・メモ

  • 実物のカレーを用いた授業は、事前に小島様が担当者に打ち合わせを綿密に行っていただき当日は、大変スムーズに、またしっかりと生徒が思考する時間を作ることができました。特に最後のまとめでは、宇宙を通じて様々なことに関心を持ち思考することの面白さ、大切さを教授していただき、生徒も教員も気持ちを新たにその後の学習に取り組むことができました。

第2回目/全4回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(10分)
今回の目的確認
前回の講義の振り返り
先輩たちの考案している宇宙日本食の試食および製造原理の学習
展開
(35分)
宇宙日本食開発の経緯
様々な試作品を紹介
試食
自分たちだったらどんな商品を作るか
・本校の宇宙日本食開発の経緯を説明
・プロジェクターを用いて解説
・先輩たちの作成した宇宙日本食を用いて、解説。
・KJ法・マインドマップ等を用いて思考する。
まとめ
(5分)
まとめ

授業の感想・メモ

  • 先輩の開発した宇宙食および前回の授業内容をふまえて、自分たちの製品をどのように取り組むか思考する時間に時間をかけた。

第3回目/全4回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(10分)
今回の目的確認
現在申請している宇宙日本食『サバ味付け缶詰』について試食
昨年度作成したサバ缶詰めを試食
展開
(35分)
サバ缶詰め製造のための衛生管理、製造原理、方法を学ぶ
・プロジェクターを用いて解説
・HACCPをどの場面で行うか、事前指導もかねて指導を行う。
・製造工場で宇宙日本食認定の衛生基準を学ぶ。
・工程の確認
まとめ
(5分)
まとめ

授業の感想・メモ

  • 現在宇宙日本食に申請中のサバ缶詰製造の準備として厳しい衛生基準であるHACCPの概念や手法を学ぶことができた。

第4回目/全4回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(10分)
今回の目的確認
・HACCPの確認
・製造方法の確認
衛生的な対応の徹底
展開
(180分)
サバ味付け缶詰を製造することでサバ缶詰め製造のための衛生管理、製造原理、方法を学ぶ。
怪我や事故のないように各製造工程で指導。
まとめ
(10分)
まとめ
製造工程でどのような問題点・注意点があったかを確認

授業の感想・メモ

  • HACCP認定のサバ味付け缶詰を製造することで宇宙日本食認定の基準や知識、技術を学ぶことができた。

福井県・福井県立若狭高等学校

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