授業連携

PETロケットでの実験

大阪府・大阪市立阿倍野小学校

  • 小学校
  • 小4
  • 理科

概要

<全授業を通した指導目標>

PETロケットを通して、空気や水の性質を理解する。

<対象>

小学4年生 63名

<期間>

平成29年1月16日~1月24日

<区分>

教科 (理科「空気と水の性質」)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
1月16日
90分
授業
63名
・PETロケットについての説明
・PETロケットの作り方
2
1月17日
90分
製作
63名
・羽作り
3
1月18日
90分
製作
63名
・本体作り
4
1月19日
90分
予想
63名
・グループに分かれて予想
5
90分
実験
63名
・ロケットの飛距離を伸ばすためにどうすればいいか考えよう
講師:松原 理(JAXA宇宙教育センター)

第5回目/全5回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(10分)
・JAXAの先生の紹介
・宇宙から見た地球
・ISSの中の様子
・ロケットの仕組み
◎地球には空気があるが、とても薄く、量が少ないことを確認させる。
△学習した内容や、調べた内容を思い出しながら話を聞く。
・宇宙の話を身近に感じることができるように、自分たちの生活に関係していることを題材にする。
展開
(70分)
・4つの観点に分けてグループで実験を行う。

・空気の量チーム
・水の量のチーム
・角度チーム(・炭酸)
・温度チーム

・結果から考察する。
・考察から得た情報を基に、より遠くに飛ばすための工夫をしたロケットを発射する。
◎発射装置の確認をする。
◎安全に実験するため注意をする。

△グループで協力して実験する。
△実験結果を表に記入し、気づいたことをまとめる。
・安全に実験するための注意事項をおさえ確認する。
・実験のデータを正確にとるために変える「条件は1つ」ということを確認する。

・結果から分かったことをグループごとに考察し、良い条件を揃えたロケットで最後に飛ばしてみることを確認する。
まとめ
(10分)
・ロケットが安定した飛行をするために
◎今回は、「ロケットの中身と距離」に注目したが、「作りと飛び方」に注目したら・・・と着眼点を変えて考える機会を持たせる。
・物事を一方的な方向から見て考えるのではなく、柔軟にいろいろな方向から見ることが大切なことに気付けるようにする。

授業の感想・メモ

  • ロケットの製作・予想の段階から、自分たちの研究という思いが子ども達から感じることができた。学年みんなで協力しながら実験し、結果からより飛距離を伸ばすことができる条件を見つけた。想像していた以上に飛距離が伸び、子ども達は大満足だった。最後に「作りと飛び方」に注目する話を聞くと、また新しい疑問に挑戦したいという気持ちが大きくなっていた。

大阪府・大阪市立阿倍野小学校

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