授業連携

気象の科学・地球の美しさ

岡山県・早島町立早島小学校

  • 小学校
  • 小5
  • 理科

概要

<全授業を通した指導目標>

気象衛星「ひまわり」が捉えた日本付近の雲の動きについて知り,台風の発生や雲の流れをアジア地域や地球の一部として捉えることができるようにする。地球が球体であることや宇宙から地球を見れば国境に関係なく一つなのだという感覚をもつことができるようにする。宇宙から気象衛星を通して地球を観測することで,貴重な画像やデータを収集し,気象情報を基に天気予報や災害予防をすることができることを学ぶ。

<対象>

小学5年生 110名

<期間>

平成28年5月17日~9月30日

<区分>

教科 (理科)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
90分
講義
110名
宇宙から見た雲の動きや雨雲のできる仕組みといった気象に関する理解を深める。
講師:山地 萌果(JAXA第一宇宙技術部門地球観測研究センター)
2
9月16日
45分
授業
110名
気象衛星「ひまわり」が捉えた日本付近の雲の画像をもとに,台風による天気の変化と台風の進路予想について話し合う。
3
9月23日
45分
授業
110名
気象衛星「ひまわり」が捉えた日本付近の雲の画像をもとに,台風の進み方と天気の変化について調べる。
4
9月30日
45分
授業
110名
台風の進路と天気の変化についてまとめる。

第1回目/全4回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(20分)
JAXAについての紹介
プレゼン資料を用いて,JAXAについての紹介をした。
展開
(60分)
宇宙から見た雲の動きや,雨雲のできる仕組みといった気象に関する知識を深める。
・地球に見立てたボールに,衛星から見た雲や降雨の映像を投影し,雨量が多い東南アジアや乾燥した砂漠地帯など,世界各地の多様な気象を紹介した。
・ペットボトルを使った実験では,空気中の水分が気圧の変化で雲になる様子を再現した。
児童110名を半数に分けて活動した。ゆったりと観察することはできたが,時間を持て余す場面も見られた。少人数に分けて活動できるのであれば,そのほうが効果的であると考える。
まとめ
(10分)
質疑応答

授業の感想・メモ

  • 宇宙から観測すると,地球上の各地によって雲の動きが全然違うことがよく分かった。天気についてもっと詳しく知りたいと思った。

岡山県・早島町立早島小学校

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