授業連携

宇宙に理想の社会を創る

島根県・島根県立松江東高等学校

  • 高等学校
  • 高1
  • 総合的な学習の時間

概要

<全授業を通した指導目標>

「宇宙に理想の社会をつくる」をテーマに、広い視点から多角的に社会について考え、自分たちの意見をまとめる。その後、班に分かれてプレゼンテーションを行う。

<対象>

高校1年生 228名

<期間>

平成28年5月31日~9月1日

<区分>

総合学習の時間

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
100分
講義
228名
導入「宇宙に創る循環型社会~宇宙における究極のリサイクル~」
講師:小口 美津夫(JAXA宇宙教育センター)
2
90分
発表
228名
まとめ
クラス代表による学園祭発表(審査・講評)
講師:小口 美津夫(JAXA宇宙教育センター)

第1回目/全2回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(5分)
講師紹介
△講師について知る
△「理想の社会」を考えるうえで、多角的な視点が必要であること、また今回の講義が今後の活動を進める上での基礎になる時間であることを確認する。
展開
(90分)
「宇宙に創る循環型社会~宇宙における究極のリサイクル~」
・理想とは
・宇宙環境について
・惑星の環境について
・宇宙ステーションでの生活について
・宇宙環境における人体への影響
・実験(真空状態における様々な現象)
・宇宙での生活を考えるうえで、現実の社会に生かせること
・実験
・宇宙に生活環境を創ることについて
△理想について改めて考えていた。
△現実での当たり前を揺さぶられていた。
△実験の結果を推測し、興味をもってその実験に見入っていた。
△写真や映像に引き込まれていた。
△メモをとりながら聞いていた。
写真や映像、実験などを用いることで、生徒が集中力を切らさなかった。
まとめ
(5分)
質疑応答
△宇宙に関する話を聞くことで、興味を持つ生徒がいた。

授業の感想・メモ

  • 生徒にとってやや難しい話もあったが、現実での「当たり前」と思っている事実が揺さぶられたり、宇宙環境に関する実験を見たりする中で、新しい気づきをしていたように思う。授業後の感想の中では、「理想を追い求めたい」といった言葉が多く見られ、今後の授業の狙いにつながる感想を書いていた。また授業内容自体も、宇宙に関して面白い情報が多かったこともあり、宇宙自体に興味をもつ生徒が感想文の中で見られた。

第2回目/全2回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(3分)
・1学期の取組の紹介
・講師紹介
◎「理想の社会を創る」をテーマに、1学期の間、取り組んできたことを紹介し、本時は、その成果発表会であることを伝える。
展開
(77分)
・クラス代表班によるポスター発表
・質疑応答
△自分たちの意見をポスターにまとめ、発表する。
△他の班の発表を聞き、疑問に思ったことを質問する。
◎質疑応答により、発表者、聴衆の思考に深まり広がりを促すような意見や質問を行う。
まとめ
(10分)
・審査
・講評
△講評を聞き、自分たちの発表や他の班の発表について振り返る。

授業の感想・メモ

  • 審査員の先生方に多角的な質問をして頂いたことで、生徒たちは思考を深めることができた。また、他の生徒の発表を聞く機会となり、生徒同士で良い刺激を与え合っていた。

島根県・島根県立松江東高等学校

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