授業連携

衛星画像の仕組みと活用

宮城県・宮城県多賀城高等学校

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概要

<全授業を通した指導目標>

・衛星画像の特徴について知り,実習を通じて目的に応じた活用方法を習得する。
・習得した衛星画像処理の手法を用いて,グループ毎にテーマ設定を行い,発表活動に取り組む。

<対象>

高校1年生 17名

<期間>

平成28年9月30日

<区分>

課題研究「情報活用と発表」

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
270分
講義
17名
・JAXA等,各国の宇宙開発の現状と,人工衛星の活用についての講義。
実習
・PCを用いた人工衛星画像の活用についての実習。
・プレゼンテーション活動に向けたテーマ設定,資料作成およびその発表。
見学
・JAXAの施設についての説明,見学
講師:大木 真人(JAXA第一宇宙技術部門地球観測研究センター)

『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(30分)
・講師自己紹介
・地球観測衛星の概要
◎プロジェクター投影による、講義形式
展開
(200分)
・衛星画像教育用ソフト「EISEI」について
・画像処理の実習
1.バンドの異なる衛星画像を重ね、トゥルーカラー画像、フォルスカラー画像を作成する。
2.昔(1989年)と今(2015年)の衛星画像を作成する。
3.作成した画像から、植生指数を計算する。
4.熱赤外画像を作成する。
・研究発表を行う。
△適宜メモをとりながら、講師の説明に合わせて進めていく。
△2人で1班とし、講師の指導に合わせて実習を進める。

△各班で興味をもったデータから研究テーマを決め、作成した画像を解析し、スライドを作成する。

◎机間指導をしながら助言をする。
机間巡視を行い、作業の遅れがないか適宜観察する。
まとめ
(40分)
・研究発表の総評
・地球観測衛星の防災利用への可能性
・質疑応答
・スペースドームの見学

授業の感想・メモ

    生徒感想

  • 衛星写真の種類や作成方法などを知ることができ、今後は意識して衛星写真を見ていきたい。また、画像を用いてのプレゼンは、短時間で分析する力とまとめる力を身に付けられたと思うので、今後の学習に生かしていきたい。
  • グループ毎に画像を作成し、そこからわかったことを発表するグループワークでは、それぞれの班がわかりやすい画像を作成していた。細かいところにも着目して発表していたので、お互いとても素晴らしい時間になった。
  • 地球で人類が幸せに暮らせるように、宇宙で研究を行っていることに気付いた。

宮城県・宮城県多賀城高等学校

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