<全授業を通した指導目標>
総合的な学習の時間として、環境をテーマにした講座を展開した。ここでは、「宇宙から見た地球環境」をテーマに、宇宙の成り立ちから、太陽系のすがた、銀河系などの知見を得た後、地球環境の変化や生命存在の条件について考えを深めた。講義を受けた後、グループディスカッション、プレゼンテーションを実施した。
<対象>
中学1年生 41名
<期間>
平成28年12月3日~平成29年1月14日
<区分>
- 総合学習の時間
授業連携
千葉県・東海大学付属浦安高等学校中等部
総合的な学習の時間として、環境をテーマにした講座を展開した。ここでは、「宇宙から見た地球環境」をテーマに、宇宙の成り立ちから、太陽系のすがた、銀河系などの知見を得た後、地球環境の変化や生命存在の条件について考えを深めた。講義を受けた後、グループディスカッション、プレゼンテーションを実施した。
中学1年生 41名
平成28年12月3日~平成29年1月14日
回 |
実施日 |
時間 |
形式 |
人数 |
授業内容 |
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1
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12月3日
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50分
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事前学習
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41名
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・事前課題のレポートを作成した。
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課題1:あなたはどの天体に住んでみたいですか。 |
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課題2:では、どういう風に暮らしたいですか。 |
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課題3:そこで、何をしたいですか。 |
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・太陽系に関する映像を見て、惑星の基礎知識を得た。 |
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Discovery channelの提供映像を資料とした。 |
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・事前学習ワークシートにまとめた。 |
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2
|
160分
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講義
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41名
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「宇宙探査と地球環境」
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・環境をテーマに考える。 |
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・宇宙開発や宇宙環境から地球環境に結びつける。 |
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現在の宇宙開発や惑星探査の現状やJAXAによるISS活動の成果について説明を受けた。また、宇宙放射線・スペースデブリなど宇宙空間を取り巻く環境について学習した。 |
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討論 |
・事前学習の課題や講師より提示された問題提起に対して考えをまとめる。 |
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・ホワイトボードに考えをまとめる。 |
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発表 |
・グループ毎発表 |
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講評 |
講評 |
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講師:吉田 和雄(NPO法人 宇宙アドバイザー協会) |
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3
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1月14日
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50分
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事後学習
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41名
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・事後学習においてワークシートの確認と授業の振り返りを行った。
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・前期に学習した環境に関する授業とリンクして、私たちの身近な環境から地球規模から俯瞰した環境へ視点を変えながら考えを深めた。 |
時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動 △生徒の活動 |
指導上の留意事項 |
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導入 (30分) |
・事前課題のレポート返却 ・事前学習ワークシートの確認 ・事前学習で学んだことの確認 ・本時の授業で学習する内容の確認 ・講師の紹介 |
◎本校担当教員による学習指導 |
・事前学習の振り返りがなされているか ・事前課題のレポートの未完成生徒への対応 |
展開 (80分) |
・講師による講義 現在の宇宙開発や惑星探査の現状やJAXAによるISS活動の成果について説明を受けた。また、宇宙放射線・スペースデブリなど宇宙空間を取り巻く環境について学習した。 A.宇宙の成り立ち B.太陽系の成り立ち C.地球の成り立ち D.宇宙の調べ方 E.月と月探査 F.地球型惑星と探査 G.木星型惑星と探査 H.天王星型惑星と探査 I.小惑星や彗星の探査 J.銀河系恒星の惑星 K 他の銀河の惑星 L.生命存在の条件 M.地球環境の変化 N.快適に暮らすには O.まとめ |
△生徒は講師の説明を聞き、パワーポイントの資料を見て、ワークシートにポイントを記入していった。 |
・丁寧な説明への対応 |
まとめ (50分) |
・生徒の活動 講演を聞き、事前課題と結びつけながら、グループディスカッションを実施した。 ・ホワイトボードに意見をまとめた。 ・プレゼンテーションを行い、自分たちの意見を伝えた。また、他の班の意見を聞いた。 |
△グループで意見を出し合い、考えをまとめた。ホワイトボードに記入し、発表した。 |
・意見を集約しているか。 ・工夫されたポスターになっているか留意する。 ・発表を聞く態度、発表のマナーについて指導した。 |
千葉県・東海大学付属浦安高等学校中等部