授業連携

宇宙人を創造

長野県・下諏訪町立下諏訪中学校

  • 中学校
  • 中3
  • 理科

概要

<全授業を通した指導目標>

太陽系の惑星の環境やつくりについて、様々な資料をもとに調査を行った生徒たちが、身近な動物がその環境下で生きていくための条件などを、グループ内議論と全体発表を通して考えを深めていく中で、惑星に関する知識を深めるだけではなく、我々地球にすむ生物がいかによい環境の中で生きているかということに気付くことができる。

<対象>

中学3年生 105名

<期間>

平成28年12月5日~19日

<区分>

教科 (理科「宇宙」)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
12月5日
50分
授業
105名
一人ひとり与えられた惑星(地球以外の7惑星)について、クラスごと(35人学級)で気温や大気の様子などをインターネットを用いて調べる。
2
12月19日午前
50分
授業
105名
授業学級(調べ学習を行ったクラス)の中で、同じ惑星を調べた5人の班(×7惑星)をつくり、その中で、もしその惑星に生物が住んでいたとするならば、どんな生物なのか、その惑星の環境をもとに考え、イラストと文章を用いて用紙にまとめた。
3
120分
授業
105名
それぞれ違う惑星を調べた7人でグループを作り、惑星に生物を移住させた場合の進化について意見交換しながら模造紙にまとめる。
実習
まとめたものの掲示、投票、講評
講師:松原 理(JAXA宇宙教育センター)

第3回目/全3回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(20分)
本時の学習内容の確認
◎活動内容の説明とグループ分け。
△事前に連絡されたグループにわかれ、模造紙、マジックを準備する。
これまでの学習のまとめであり、これまでの学習の中で知り得た知識をもとに考える学習であることを確認させる。
展開
(70分)
・グループ活動
「あなたの好きな地球上の生物が、太陽系のいずれかの惑星に移住するとします。 その生物がその惑星に適応するためには、どのような進化が必要だと考えられますか?」(きみっしょん募集課題より)
◎グループを構成する7人が、それぞれちがう惑星を調べていること、それぞれの惑星の環境などをもとに、どの惑星が適しているのか、移住させる生物も、ある程度条件を考慮しながら考えることを、伝える。
△自分が調べた惑星についての情報をグループ内で共有し、好きな惑星と生物を選択する。
生物については、動物だけではなく、植物でもよいということを確認させる。
まとめ
(30分)
模造紙にまとめたものを掲示、投票、講評
△作成した模造紙を体育館の後ろの壁に貼りつけ、全15グループが掲示し終えたところで、観点に従い、投票を行う。
◎「追加条件を克服しているか」「独創性」「模造紙のまとめのうまさ」の3つの観点について、それぞれ投票を行うように指示する。
条件を常に想起させ、様々な観点から評価できるように留意する。

授業の感想・メモ

  • 宇宙教育センターから、講師というかたちで来ていただき「あのJAXAだよ!」と生徒に言うことで、興味関心をもって取り組むことができた。何よりも、生徒一人ひとりが楽しく授業に参加できていた。

長野県・下諏訪町立下諏訪中学校

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