授業連携

地球環境と宇宙開発

神奈川県・横浜市立市ヶ尾中学校

  • 中学校
  • 中1
  • 中2
  • 中3
  • 道徳

概要

<全授業を通した指導目標>

ESDの視点に立って、地球の未来を考える。宇宙ステーションでの協働や省資源の活動などを知ることによって、国家や民族や宗教などの枠を超えた協働の活動や地球環境の保全に対する意識を高める。

<対象>

全校生徒 550名

<期間>

平成28年12月19日~平成29年1月16日

<区分>

教科 (道徳)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
50分
授業
550名
JAXAのDVD「22世紀の地球を救え!」を見て、将来の環境について考え、JAXAの活動の一端をしる。
2
100分
講義
550名
「地球環境と宇宙開発」
講師:三枝 博(NPO法人 宇宙アドバイザー協会)
3
50分
授業
550名
「30年後の日本・世界・地球はどうなっているだろう?」というタイトルで未来を想像し、自分のできることをグループ討議で考える。

第1回目/全3回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(10分)
講師紹介
地球の環境問題を考える
プリント配布
展開
(30分)
DVD「22世紀の地球を救え!」の鑑賞
△視聴しながらわからない言葉やがあればワークシートに記入する。
静かに視聴する雰囲気づくりを行う。
まとめ
(10分)
DVDの感想記入
次回の講師に対する質問を考える
◎DVDの中での重要な表現や難しい言葉(例:チーム-6%)などの解説を補足する。
△ワークシートに感想と質問を記入し、担任に提出する。

第2回目/全3回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(10分)
講師紹介
講義の流れの説明
展開
(80分)
「地球環境と宇宙開発」
◎講師の先生のお話を聞いているか生徒を観察する。
◎質疑応答の時間を設ける。
・ロケットの音やマイクの音など、音量が適切かを適宜確認する。
・質疑応答ではなるべく多くの生徒が質問できるように、時間を気にしながら進めていく。
・質問をする生徒には、質問のはじめに学年、名前を言うなど、講師の先生に対するマナーを指導する。
まとめ
(10分)
担任補足
◎先生のお話を聞いてどのように感じたかを生徒に尋ね、数名の生徒に発表させる。
◎感想・質問用紙を記入させる。
・講師の話を聞き、自分で考えることができた姿勢をほめ、今後の表現活動につなげていく。

授業の感想・メモ

  • ロケットの発射時の音を聞かせていただいたり、ロケット打ち上げに失敗した際の映像を見させていただいたりして、宇宙に対する興味関心を深められただけでなく、衛星を介しての調査が可能であるという話を聞き環境問題にも目を向ける良い機会となった。

第3回目/全3回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(5分)
30年という時間の変化をとらえる。
話し合いのやり方やルールを知る。
話が発展しないため「人が死ぬ」「人類が滅亡する」などの予測はしないようにさせる。
展開
(35分)
グループ討議「30年後の日本・世界・地球はどうなっているだろうか」
まとめ
(10分)
グループ討議を終えて、感じた事・自分にできることを考える。
◎「どんな30年後の世界(地球)が待っているか、またそれに備えていま私たちができること、すべきことは何なのか、考えてみましょう」と伝える。
△ワークシート記入する。
話し合いでの盛り上がった雰囲気を落ち着かせ、個人の作業に集中させる。

授業の感想・メモ

  • 「こんなものあるといいね~」「こうなったら大変だね~」など子ども独特の発想で話を膨らませており、活気のある授業となった。学力や知識に関係なく意見交換ができたこともあり、事後学習としてはとても有効であったように感じる。

神奈川県・横浜市立市ヶ尾中学校

授業連携実績一覧

このページのTOPへ