授業連携

フィルムケースロケットを飛ばそう

静岡県・藤枝市立葉梨西北小学校

  • 小学校
  • 小6
  • 理科

概要

<全授業を通した指導目標>

フィルムケースロケットを作り、お湯や発泡剤の量を調節しながら飛ばす活動を通して、飛距離を伸ばすための条件を探ることができる。

<対象>

小学6年生 16名

<期間>

平成29年12月13日

<区分>

教科 (理科「空気と水の性質」)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
90分
講義
16名
・フィルムケースロケットづくり
 各自でフィルムケースロケットを作り、お湯や発泡剤の量を考えながら、より高く飛ばす方法を模索する。
・宇宙についての講義
 ロケットの打ち上げや、宇宙の定義、国際宇宙ステーションでの実験映像等による講義を通して、宇宙への興味関心を広げる。
講師:谷口 大祐(JAXA宇宙教育センター)

『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(20分)
・本日の授業内容の確認
・JAXAの紹介
・フィルムケースロケットの作り方と仕組みについての説明
◎フィルムケースロケット作りに必要な材料の紹介等を行い、ロケット作りへの興味関心を持たせる。
△フィルムケースロケットの仕組みを知るとともに、作り方、飛ばし方をイメージしながら聞く。
展開
(40分)
・フィルムケースロケット作り
・フォルムケースロケットの実験(グループごと)
・気がついたことの発表
△オリジナルのフィルムケースロケットを完成させる。(よく飛ぶように、ノーズコーンや尾翼の形、大きさや向きなどを工夫をする。)
◎製作時、つまずいている子や困っている子をフォローする。
△グラウンドに出て、グループごとに実験を行う。「ロケットをより高く飛ばすためには、どうしたらいいか」を視点に、お湯と発泡剤のちょうどよい配合を考える。
まとめ
(30分)
・宇宙についての講義
・質問タイム
△宇宙についての講義を聞き、宇宙の定義を知るとともに、宇宙の広さや地上と宇宙空間との違いを感じる。

授業の感想・メモ

  • 子どもたちは、フィルムケースロケットの製作や実験を通して、試行錯誤しながらも、目標に向かって追求する楽しさを感じることができた。また、科学実験の面白さも十分に実感でき、授業以外の場でもやってみようとする姿が見られた。また、国際宇宙ステーションでの実験や撮影された地球の映像、宇宙の広さを体感できるシミュレーション等、多くの素晴らしい材に触れ、宇宙への興味関心を高めることもできた。今後、少しでも、物事を主体的に考え、問題を解決していこうとする姿に繋がっていくとよいと考える。
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