授業連携

宇宙教育を通して、宇宙への興味・関心を高める

兵庫県・神戸市立東灘小学校

  • 小学校
  • 小6
  • 理科

概要

<全授業を通した指導目標>

月と太陽の学習を通して、宇宙を身近に感じ、将来自分たちが大人になったとき、宇宙がどのようになっているか期待をもつことができる。

<対象>

小学6年生 166名

<期間>

平成29年10月30日~12月11日

<区分>

教科 (理科「月と太陽」)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
10月30日
45分
授業
166名
月や太陽について知っていることを書く
2
11月1日
45分
授業
166名
月が地球とどれくらい離れているか、表面の温度はどれくらいかなど、詳しく調べる。
3
11月6日
45分
授業
166名
太陽が地球とどれくらい離れているか、表面の温度はどれくらいかなど、詳しく調べる。あわせて、月との違いも考える。
4
11月8日
45分
授業
166名
月球儀を用いて、月の特徴を見つける。
月周回衛星「かぐや」の紹介を行う。
5
11月10日
45分
授業
166名
地球から月がどのように見えるのか予想し、オリジナル教材を用いて観察実験を行う。
6
11月13日
45分
授業
166名
インターネットを活用し、月周回衛星「かぐや」から送られてきた映像をみる。
月の表面には砂や岩石しかないことを確認する。
7
11月15日
45分
授業
166名
月や太陽についてのまとめをし、疑問に感じていることを出し合う。
8
90分
実習
166名
フィルムケースロケットの打ち上げ
講義
宇宙について今わかっていることの解説
講師:谷口 大祐(JAXA宇宙教育センター)

第8回目/全8回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(20分)
・本時の学習内容の確認
・JAXAの紹介
・ロケットがなぜ飛ぶのかを説明
◎本時の学習内容を確認するとともに、ロケットが飛ぶ仕組みをしっかりと聞くように伝える。
展開
(50分)
・グループに分かれて、フィルムケースロケットを打ち上げる。
・高く飛ぶ方法を考える。
・後片付け
◎各班にぬるま湯と入浴剤を配布し、自由に実験させる。
△入浴剤や水の量を考えながら、ロケットを打ち上げる。
・同じ班で一気に行うと危険なので、一人ずつ交代で行うようにする。
・後片付けを行いやすいように、丸型水槽の中で打ち上げを行うようにする。
・入浴剤とぬるま湯は余分を準備しておく。
まとめ
(20分)
・ロケットが高く飛ぶ方法を発表する。
・質問タイム
・これからの宇宙について
△ロケットが高く飛ぶ方法を発表する。
◎講師より、フィルムケースロケットの仕組みを伝える。
◎事前送付していた質問に沿って、話をする。
△新たに疑問に感じたことを発表する。

授業の感想・メモ

  • フィルムケースと入浴剤、ぬるま湯で簡単にフィルムケースロケットが打ち上がることを体験して、子供たちは宇宙をより身近に感じることができた。これまでの授業で不思議に思っていたことを、事前に講師の先生に伝えていたので、子供たちにわかりやすく説明していただいた。また、未だにわかっていないことに関しては、講師の先生も「まだわからない。」と子供たちに伝えていたので、「自分たちが大人になるころには、どれだけ宇宙のことが解明できているのか。」「もしかしたら、月や火星に旅行に行くことができるようになっているのではないか。」という希望をもつことができた。
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