授業連携

宇宙と防災

長野県・下諏訪町立下諏訪中学校

  • 中学校
  • 中1
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  • 中3
  • 総合的な学習の時間

概要

<全授業を通した指導目標>

国際宇宙ステーションで半年暮らすための様々な工夫を知り、宇宙技術をいつ起こるかわからない災害時に自分たちの身は自分たちで守ることができるように、応用する。

<対象>

中学1~3年生 12名

<期間>

平成29年6月23日~9月16日

<区分>

総合学習の時間

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
6月23日
100分
オリエンテーション
12名
国際宇宙ステーションでの宇宙飛行士の生活の様子を知る。
2
6月30日
100分
実習
12名
国際宇宙ステーションについて、「衣」「食」「住」の三観点から調べ、まとめる。
三観点の中から一番興味のあるものを選び、今後の追究にしていく。
3
7月11日
100分
実習
12名
選択した「食」について、宇宙食とはどういうものか、どういう条件なのか、具体的に調べ、模造紙にまとめる。
4
225分
講義
12名
国際宇宙ステーションでの生活と宇宙食
実習
宇宙カレーと市販のカレーの食べ比べ
宇宙食考える
講師:松原 理(JAXA宇宙教育センター)

第4回目/全4回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(120分)
・本時の学習内容の確認
・JAXAの紹介
・国際宇宙ステーションでの生活と宇宙食
・宇宙カレーと市販のカレーの食べ比べ
◎一日の学習内容を確認させるとともに、国際宇宙ステーションでの生活における宇宙食の役割や種類、宇宙食になるための基準についてスライドをもとに説明する。
・宇宙食が持つ役割と防災食が持つ役割の共通点を意識させる。
展開
(90分)
・宇宙食を考える
◎導入で学習した、宇宙食になるための条件をもとに、宇宙食が持つ「ストレス軽減」に着目したオリジナルの宇宙食をグループごとに考えさせる。
△条件をもとに、自分たちが宇宙で食べたい食べものを選択し、模造紙にまとめる。
まとめ
(15分)
・グループ追究の結果を発表する
△グループごと、順番に自分たちが考えた宇宙食を全体の前で発表する。
◎グループの考えに対して、他グループから質問を出させる。

授業の感想・メモ

  • 午前中に導入を行い、宇宙食の条件や役割を学習し、宇宙食と市販のカレーの食べ比べをしたことで、午後の展開で、グループ内で話し合いをスムーズに行うことができた。また、国際宇宙ステーションの、衣・食・住の中でも、特に生徒たちが興味を持った食について追究を行うことで、意欲的に学習に取り組むことができた。
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