授業連携

JAXAと学ぶ!宇宙開発とわたしたちのくらし

岡山県・備前市立東鶴山小学校

  • 小学校
  • 小5
  • 小6
  • 総合的な学習の時間

概要

全授業を通した指導目標

・JAXAで働いている人の仕事や社会との関わりを学び、「生活の中で役立っている宇宙開発技術」や「これからの宇宙ビジネス」について話し合いながら、宇宙を身近なものとして捉えるとともに、新しいことを考えたり、創り出したりして、実際に進んでいる研究を知る。
・宇宙を題材にした学習を通して、好きなことを人のために役立てるすばらしさを実感しながら、今後の生活の中で努力しようとする心情を高める

対象

小学5・6年生 12名

授業連携日

2018年6月14日

科目・単元

総合学習・みんなの未来地図

授業連携

授業連携前

どんな職業があるのか調べよう。

下矢印

授業連携日

2018年6月14日

時間配分 学習内容・活動 児童・生徒の様子 教師の役割・活動
導入
(15分)
・前時までの振り返りをする。

・本時のめあての確認をする。

・宇宙空間を体感し、イメージをもつ。




・映像資料をくいいるように見たり、先生の話に歓声やつぶやきで反応したりするなど、興味津々で話を聞いていた。
・前時までの学習をふまえて、いろいろな職業があることを振り返らせ、めあてを確認させた。
展開
(70分)
・JAXAの仕事について知る。

・身近なものの中に、宇宙開発とかかわりがあるものがたくさんあることを知る。


・「これから儲かる宇宙ビジネス」をグループで話し合い、発表する。
・実際に進んでいる研究について知る。
・これからの勉強や学校生活の中で、自分の未来を切り拓いていくために大切なことを知る。


・休憩時間にも、宇宙食を置いてある机の回りにみんな集まり、手に取って、興味深そうに見ていた。

・どのグループも、子どもらしい発想で、話し合いがもりあがっていた。
・自分たちが考えた夢のようなことが、実際に開発が進んでいることに、驚きの声があがっていた。
・先生の話を、うなづきながら真剣に聞いていた。







・グループを作り、話し合いが深まるよう、自由な発想をしっかりと認めながら助言した。
まとめ
(5分)
・本時の振り返りとまとめをする。 ・初めて知ったこと、驚いたこと、考えたことなど、自分の言葉でしっかりと、まとめていた。 ・進行役を務めた。

講師:松原 理(JAXA宇宙教育センター)

下矢印

授業連携後

一人一人のよさを見つけ、生かせる仕事を考えよう。

授業の感想・メモ

  • 臨場感たっぷりの映像や、児童の知的好奇心を引き出す話などにより、児童は、最初から最後までいきいきと学習に取り組んだ。グループでの話し合いも、柔らかな発想で、意欲的に考えることができた。授業後も、宇宙の話題で友だちとの会話がはずむ様子が見られた。
  • 「一つのことも、たくさんの仕事で成り立っている」「どんなことをするにも、いろいろな知識が必要」「仕事では、予定管理・思考力・忍耐力・行動力・決断力・コミニュケーション力なども大切」「自分の『宇宙』をひろげるために、多くのことを学んでほしい」などのメッセージを、児童は授業を通して受け取り、勉強する意味や自分の将来について考えるよいきっかけとなった。
授業連携実績一覧

このページのTOPへ