授業連携
バルサグライダーを飛ばそう ~飛行試験に挑戦~
埼玉県・埼玉県立伊奈学園中学校
- 中学校
- 中3
- 総合的な学習の時間
概要
全授業を通した指導目標
総合的な学習の時間の科学選択講座では、1年間を通して「航空宇宙工学を学ぼう」と題して主に飛翔体の原理の学習と製作等に取り組み、その学習を通して科学的な見方や探究の方法を身に付けさせている。グライダーの製作及び飛行実験の工夫・改善の取り組みを通して、科学的な見方や探究的な学び方について専門的な立場から支援をしていただきたいと考えた。
対象
中学3年生 1クラス 35名
授業連携日
2018年10月2日
科目・単元
総合学習・飛行機の原理
授業連携
授業連携前
グライダーの製作及び試射
授業連携日
2018年10月2日
時間配分 | 学習内容・活動 | 児童・生徒の様子 | 教師の役割・活動 |
---|---|---|---|
導入 (50分) |
・自作バルサ材のグライダーについてのプレゼンテーション ・自作バルサ材のグライダーの飛行試験 |
・これまでの学習成果を発表するとともに、同一条件で飛行試験を行った。 ・他の生徒のバルサ材グライダーの飛び方についてできるだけ詳しく観察・記録した。 |
・プレゼンテーション及び飛行試験にあたっての諸注意を与える。 |
展開 (65分) |
・自作バルサ材グライダーの飛行試験の結果についての指導講評 ・ハンドランチグライダーの調整方法についての講義 ・講師の先生に用意していただいたグライダーでの飛行実験 |
・講師の先生の指導講評・講義をもとに、飛行機がよく飛ぶための条件を話し合った。 ・条件の違いによるグライダーの飛行のようすを比較した。 |
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まとめ (5分) |
閉会行事 生徒感想発表 お礼の言葉 閉会の言葉 |
・今後の学習の見通しを持たせる。 |
講師:原田 正志(JAXA航空技術部門推進技術研究ユニット)
授業連携後
飛行機の飛行の原理及び様々な条件下における飛行の違いの研究
授業の感想・メモ
- 飛行機のついての学習を通して学んだことを活かし、バルサ材グライダーを各自が製作し、飛行試験に臨んだが、グライダーをより遠くへ安定して飛ばすためにはどうしたらよいのか考えることができた。また、実習から新たな各自の研究課題を見出すよい機会となった。