授業連携

科学技術の進歩とコミュニケーション~JAXAとの交信~

広島県・竹原市立中通小学校

  • 小学校
  • 小6
  • 総合的な学習の時間

概要

全授業を通した指導目標

宇宙のことを学ぶことを通して,同じ中学校へ進学する6年生がコミュニケーションを図り、科学技術が進歩しても人と人との会話が大切であることに気付く。

対象

小学6年生 2クラス 44名

授業連携日

2019年10月18日

科目・単元

総合学習・科学技術の進歩とコミュニケーション

授業連携

授業連携前

理科の「月と太陽」の単元の学習と関連させながら,JAXAの取組について調べ,交流する

下矢印

授業連携日

10月18日

時間配分 学習内容・活動 児童・生徒の様子 教師の役割・活動
導入
15分
・オンライン接続 ・電子黒板で画像を映し,宇宙でもコミュニケーション能力が必要であることに気付かせ,本時の学習内容を確認した。
・宇宙の概要とJAXAの概要 ・宇宙に関して興味をもって映像を観ていた。
・本時の学習の内容の確認 ・本時の活動内容を理解しようとしっかりと話を聞いていた。
展開
25分
・「コミュニケーションをきたえよう」の動画をもとに活動の説明 ・デモンストレーションを見ることで,活動の見通しを持つことができた。 ・教材を見せながらルールを説明した。
・グループ活動
(説明を聞いて図や絵を再現)
・管制官役の児童が指示した図形をグループで熱心に話し合いながら再現していた。 ・グループ間を回り,質問に答えたり,自信を持たせるような声かけを行った。
・再現した図の発表 ・再現した図を他校と交流しながら答え合わせを行った。 ・発表場面は発表者を指名するなど進行をした。
・グループの話し合い ・分かりやすかった表現や間違えた原因をグループで話し合った。 ・話し合う視点について明確に指示した。
まとめ
5分
振り返り ・学習した感想を発表した。 ・2つの学校の1名ずつを指名した。
まとめ(JAXAの方がコミュニケーションを図るうえで大切にされていること) ・JAXAの方の話を熱心に聞いていた。 ・最後のまとめとお礼で授業を終えた。

講師:古賀 友輔(JAXA宇宙教育センター)

下矢印

授業連携後

遠隔授業で学んだこと等について各自がまとめる

授業の感想・メモ

  • JAXAと中通小学校と竹原西小学校の3地点を結ぶ遠隔授業は,画期的で児童にとっても職員にとっても,また研究大会に参加された方々にも貴重な経験となったと考える。
  • 学習を通して,宇宙やJAXAについて関心を高めた様子が見えた。また,「コミュニケーションをきたえよう」の活動では,指示された図形をその通りに再現することの難しさを感じた児童が多かった。そして,自分の思いを伝え合うには,伝え方を工夫することの必要性や何を伝えようとしているのか考えながら聞くことの大切さを感じた様子だった。
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