授業連携

宇宙について学び、宇宙を通してコミュニケーション能力を身に付ける

神奈川県・横浜市立山内小学校

  • 小学校
  • 小5
  • その他
  • 国語
  • 算数・数学
  • 理科

概要

全授業を通した指導目標

5年理科の単元「台風の接近」から発展し、宇宙と宇宙飛行士が働く国際宇宙ステーションについて、JAXAの方から専門的・発展的な話を聞くことで単元の学習内容をより深める。宇宙飛行士が行う訓練パズルを用いて、コミュニケーション能力を向上させる訓練をすることで、上手なアウトプットの仕方について学ぶ。

対象

小学5年生 3クラス 114名

授業連携日

2019年11月26・27・28日

科目・単元

その他(理科・国語・算数)・台風の接近(理科)

授業連携

授業連携前

理科…①教科書の内容を押さえる(台風の発生、進路、被害の種類について知る。)
②気象衛星ひまわりについての学びを通して、宇宙についての学習へとつなぐ。
国語・算数…論理的な話し方、説明の仕方を大切にした授業を毎時間ごとに実践する。
算数…図形の名称と特徴をおさえる。

下矢印

授業連携日

11月26・27・28日

時間配分 学習内容・活動 児童・生徒の様子 教師の役割・活動
導入
5分
①前時の学習「台風の接近」を振り返り、本時の学習「宇宙」へとつなぐ。

②講師の紹介をする。
・宇宙教育センター主事 野村健太先生
・非常に楽しみな様子であった。
・笑顔であるものの、真剣に話を聞いていた。
・今日の授業の意味と、なぜ講師が来てくれたのかその意義について説明した後、講師へとつないだ。
展開
80分
③JAXAと宇宙について話を聞く。
・JAXAとはどんな機構なのか知る。
・宇宙について幅広く話を聞く。

④宇宙飛行士と国際宇宙ステーション(ISS)について話を聞く。
・ISSでの衣食住について知る。
・宇宙飛行士に求められる資質について知る。
・非常に興味深く宇宙についての話を聞いていた。
・初めて知る内容ばかりで質問に対する反応も良く、歓声も上がっていた。
・ハンドスピナーの映像が特に盛り上がり、翌日も話題になっていた。
・教師自身が知らない専門的な内容ばかりで、児童と一緒に学習させてもらった。
⑤訓練用パズルを用いたワークショップを行う。
・全体指導後にグループごとに役割分担を決めてワークを行う。
・40人近い人数でパズルを行ったので、色々な形が出てきて、非常に盛り上がった。
・時間が足りなくなり不満が出るほど楽しそうに活動に取り組んでいた。
まとめ
5分
⑥狙いに迫る為のまとめを話す。
・宇宙飛行士でも学校での友達同士の関わりでも、コミュニケーションをお互いに取り合うことが何よりも大切であることを学んだ。 ・最後のまとめとお礼で授業を終えた。

講師:野村 健太(JAXA宇宙教育センター)

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授業連携後

理科…台風、宇宙(JAXA)についてまとめる新聞を作ることで、学習について振り返りをする。
国語・算数…本時を生かす話し方、説明の仕方を取り入れ、場面に応じて確認する。

授業の感想・メモ

  • 野村先生の話し方が非常に上手で子ども達が話に引き込まれていました。間の取り方や言葉の投げかけ方についても完璧でした。これに関しては、授業を参観していた市教委の主事や学校長からもお褒めの言葉がありました。是非来年も継続してご指導いただく機会を設けていただけたらと思います。ありがとうございました。
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