授業連携

宇宙における水の循環について

神奈川県・相模原市立作の口小学校

  • 小学校
  • 小6
  • 理科
  • 総合的な学習の時間

概要

全授業を通した指導目標

地球で行うことができる水の循環は宇宙ではどのように行われるか実験を通して気づく

対象

小学6年生 3クラス 114名

授業連携日

2020年2月17・18日

科目・単元

理科 ・自然とともに生きる

授業連携

授業連携前

地球における水の循環や空気の循環はどのように行われているか

下矢印

授業連携日

2月17・18日

時間配分 学習内容・活動 児童・生徒の様子 教師の役割・活動
導入
40分
・JAXA職員の方の宇宙の話(宇宙飛行士、どこからが宇宙か、宇宙に行くとこんなことになる)を聞く。

・栗田工業の方から水の循環、大切さについての話を聞き、実験の仕方の説明を聞く。
・学習したことを再確認でき、関心をもって聞くことができている。
・宇宙空間で起きている事象についてなど子どもたちの知らないことを興味をもって真剣に話を聞いていた。
・JAXA職員の方の話の前に振り返りとして、地球上で行われている水の循環の話を行う。
展開
40分
・汚れた水の循環の方法を栗田工業の方から聞き、濾過をするなど、実験を行う。


・実験の結果を指定用紙に記入。
・色つきの水(汚れた水)のみをガーゼをフィルターにして濾過をした。

・液体と特殊樹脂を混ぜる、ピペットを使って濾過をする(グループに分かれて一人一人実験に参加)。
・濾過をした後、始めの濾過と、次の濾過の液体の色の違いを比べた。
・色つきの水(汚れた水)の変化の様子を子どもたちに聞き、実験の結果の確認を行う。

・実験道具の確認、安全性の確保を行う。
まとめ
10分
・水の循環はとても時間がかかること、空気なども簡単にはきれいな物にすることができないこと、地球規模で行っているSDGsのことなどをJAXAの方から話を聞き、振り返りを行う。 ・二酸化炭素濃度の上昇や、森林減少の比較・分布を見て、実際に環境問題が地球規模となっていることに気づくことができていた。
・水の大切さについて質問を通して再確認することができた。
・質疑のとりまとめを行う。

・JAXAの方、栗田工業の方にお礼を伝えて授業をまとめる。

講師:野村 健太(JAXA宇宙教育センター)

下矢印

授業連携後

SDGsの観点から私たちはどのような取り組みをすることができるのか。17個の目標から考える

授業の感想・メモ

  • 今回の授業の目的は「宇宙における水の循環」についてあった。限られた水をどのようにしたら再利用できるか、子どもたちは普段考えることがないことを連携授業をという形で行うことで、少しでも水はもちろん他の天然資源は限られているということを感じることができた授業であったと思う。また、JAXAだけでなく、栗田工業さんにも来ていただいたことで、世間に大きな功績を残す企業がある。そして、そこで働く人たちがいるということを授業後に感じ、子どもたちに伝えることができた。次年度もできれば同じような授業連携を行いたいと思った。
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