授業連携

月と太陽

神奈川県・相模原市立淵野辺小学校

  • 小学校
  • 小6
  • 理科

概要

全授業を通した指導目標

実際の資料を見せたいただくことで、児童自身が結論づけたことへの確信、新たな発見、さらなる疑問へと学習を発展させる。

対象

小学6年生 4クラス 126名

授業連携日

2019年11月1・6・13・20日

科目・単元

理科・月と太陽

授業連携

授業連携前

「月の見え方が違うのは、月と太陽の位置関係が日によって変わるからなのだろうか。」という問題のもと、満月の場合についてのみ仮説・実験を行い、問題解決への見通しをもつ。

下矢印

授業連携日

11月1・6・13・20日

               
時間配分 学習内容・活動 児童・生徒の様子 教師の役割・活動
導入
5分
・前時の確認(問題、仮説) ・自分たちがもっている仮説を、友達と共有した。見通しをもてている児童が多かったので、スムーズに実験へとうつることができた。 ・「今日の実験で何を考えるのか」をしっかりと掴ませるため、実際に実験をするふりをさせながら、共通理解を図った。
・実験準備 ・自分たちで計画した実験の準備をした。
展開
35分
・実験する ・各班でライトとボールを使用し、月の満ち欠けの実験をした。 ・実験の様子を見守り、補助を行った。助言することで、児童が観察結果にもどれるように留意した。
・結果をノートにまとめる ・実験が終わった班から、実験結果をノートにまとめた。 ・結果、考察、結論を全体で共有させ、模造紙にまとめた。
・結果を全体で共有する ・結果を全員で見合い、共通点を出し合った。「全班の結果が同じ」であることを確認した。
・考察する ・結果から考えられることを各自がノートにまとめて、全体で共有した。
・結論づける ・問題の結論を各々で出し、まとめた。
まとめ
5分
・月から見た地球について映像を観る ・JAXAの方に映像を観せてもらうことで、「月から見た地球も満ち欠けするのか」という課題をもつことができた。
・次時への課題をもつ ・次時の活動について説明をして、授業を終えた。

講師:野村 健太(JAXA宇宙教育センター)

下矢印

授業連携後

「月の形の見え方が日によって違うのは、月と太陽の位置関係が日によって変わるからである。」という結論のもと、さらなる疑問について問題解決する。

授業の感想・メモ

  •  授業前から、児童の質問に答えていただき、よくわからないものであった宇宙が少し身近に感じられたようでした。授業では、最後の映像はもちろん、実験中も声をかけていただき、月と太陽の位置関係を考えるうえで大切なことをたくさん助言していただけて大変助かりました。今回の連携によって、児童の宇宙への興味・関心は大いに高まり、それらは、授業を終えても継続しています。本物(に近いもの)、詳しい話を見たり聞いたりすることがどれほど価値あるものなのか、身をもって実感した機会となりました。本当にありがとうございました。
授業連携実績一覧

このページのTOPへ