授業連携
宇宙につくるホテルを考えよう
山口県・山口県立下関西高等学校
- 高等学校
- 高1
- その他
概要
全授業を通した指導目標
授業において、微小重力空間での生活の特徴を学ぶことにより、生徒は、宇宙空間にホテルをつくる場合、どのようなスペースにどのような機能を持たせればよいか考える。これにより、生徒に柔軟な発想と思考力を育むことを目標とする。
対象
高校1年生 1クラス 22名
授業連携日
2019年12月4日
科目・単元
基礎探究・重力
授業連携
授業連携前
物理基礎において、重力のはたらきについて学ぶ。
授業連携日
12月4日
時間配分 | 学習内容・活動 | 児童・生徒の様子 | 教師の役割・活動 |
---|---|---|---|
導入 5分 |
講師の紹介及び本時の活動内容を理解させる。 | 本日の活動内容を理解した。 | 下関西高等学校の教員が指導する。 |
展開 90分 |
動画により、微小重力空間における物体の運動の様子を観察した。 | 微小重力空間での物体の運動の特徴を理解した。 | JAXA宇宙教育センター 古賀 様が指導した。 | 動画により、宇宙ステーションでの生活の様子を観察した。 | 宇宙ステーションでの生活の方法を理解した。 | 下関西高等学校の教員が指導した。 | グループごとに宇宙につくるホテルを考えた。 | 宇宙ステーションで生活する場合を想定し、宇宙空間にホテルをつくる場合、そのホテルに必要な機能を考えた。 | 下関西高等学校の教員が指導した。 | グループで考えたホテルを発表し、内容についてディスカッションした。 | グループごとに考えたホテルを発表した。 | 下関西高等学校の教員が指導した。 | ディスカッションの結果を踏まえ、グループごとに考えたホテルを振り返り、再考した。 | 他のグループの発表を参考にして、グループごとに自分たちの考えたホテルを振り返り、再考した。 | 下関西高等学校の教員が指導した。 |
まとめ 5分 |
振り返りシートをに記入した。 | 振り返りシートを記入する。 | 下関西高等学校の教員が指導した。 |
講師:古賀 友輔(JAXA宇宙教育センター)
授業連携後
学んだことを基にして、宇宙にホテルをつくる場合、どのようなスペースにどのような機能を持たせればよいか考えさせる。
授業の感想・メモ
- 振り返りシートには、「宇宙で起こった現象を動画で見ることにより、物理で学んだ「作用反作用の法則」がよく分かった」と記してあったことから。このたびの授業を通じて、実感を伴った理解をすることができたと考えられる。なお、講義の内容を理解することができたかという問いに対しては、生徒全員が肯定的な評価をしていた。 また、自由な発想で宇宙空間につくるホテルを考え、発表させたことにより、思考力や表現力が高まったと考えられる。