授業連携

新しい宇宙機を考える

島根県・島根県立益田高等学校

  • 高等学校
  • 高2
  • 探究

概要

全授業を通した指導目標

理数系各専門分野への興味・関心を喚起し、課題研究における探究心や研究者を目指す意欲を伸長させる。

対象

高校2年生 1クラス 28名

授業連携日

2019年10月9日

科目・単元

SSH事業

 

授業連携

授業連携前

□本校SSH事業「さいえんすたうん」(7月)において、JAXA川口淳一郎氏の講演を聴講。
□事前課題に取り組み、発表資料をパワーポイントでまとめる。

下矢印

授業連携日

10月9日

時間配分 学習内容・活動 児童・生徒の様子 教師の役割・活動
導入
10分
・プレゼン方法の確認 ・本時の学習内容の確認 ・準備した発表資料をもとにグループで最終確認した。 ・機器の設定 ・学習内容の伝達
展開
70分
・事前課題についての発表 各班4名 計7班 持ち時間3分から5分でのプレゼンと質疑応答

・講師による講評
・準備したスライドをもとにプレゼンを行った。
課題「新しい宇宙機を考える」
・発表後、質疑応答を行った。他班の発表に対し、質問を積極的に行う姿勢がみられた。また、質問に対して可能な範囲で補足説明をした。
・評価シートを用いて、他班の発表を評価した。
・講師の方からもすべての班の発表について、質問をしていただくとともに宇宙機のデザインやアイデアの評価をしていただいた。
また、ミッションの達成において想定される現実的な課題について指摘・解説をいただいた。
・発表の進行(生徒指名など)  
まとめ
30分
・講義 「世界の宇宙開発とその現状」 ・現状の宇宙航空機の紹介や課題点など、これからの宇宙開発の展望について講義していただいた。 ・進行

講師:清水 幸夫(JAXA宇宙教育センター アドバイザ)
   古賀 友輔(JAXA宇宙教育センター)

下矢印

授業連携後

□研修内容をまとめ、グループによる発表会、報告会を実施。

授業の感想・メモ

  • まず現状の宇宙機を調べ、想定される課題について解決策を考えて事前課題に取り組んだことにより、プレゼン発表の学習効果がより高まったと考えられる。また、JAXAの担当者を前に発表機会を設定していただくことで、緊張感もある中で意欲的に活動に向かうことができた。さらに生徒の質疑応答が予想以上に活発で、質問者と提案者でのやりとりを通じて、調べ学習の不足した点や提案の不備などに気づくこともできた。また、講評の場面では、各班に対して質問や評価をいただいたことで、発見のある学習活動を実践できた。生徒たちにとって非常に有意義な研修であった。
授業の様子1
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