授業連携

自然科学と災害B(災害科学科1年必修)

宮城県・宮城県多賀城高等学校

  • 高等学校
  • 高1
  • 探究
  • 理科
  • 技術・家庭

概要

対象

高校1年生 1クラス 40名

実施期間

2019年6月28日~2019年11月30日

総時限数

10コマ 490分

構成表

日付(時間) 授業内容
6月28日(100分) 日本の宇宙開発と宇宙食の関連(宇宙食の試食・宇宙食に求められるものとは何か?)
7月3日(50分) 1回目の授業を踏まえて,「宇宙食の技術やコンセプトをどのようなことに応用できるか」のプレゼン資料作成
7月10日(50分) 各班で作成したプレゼンの発表
7月12日(240分) JAXAにおいて,生徒のプレゼンテーションを受けて講師の講評をいただき,さらなるブラッシュアップを図る。
7月19日(50分) 校内発表会において,どのようなコンセプトをもつことが必要かなどを踏まえた学習報告。

講師:野村 健太(JAXA宇宙教育センター)

プロジェクト全体の感想

  • 本校災害科学科つくば研修の一環で展開した。宇宙開発に興味を持つ生徒は多く,宇宙飛行士を支える宇宙食が防災食と近いところにあることに驚いた様子であった。試食の段階で気付いたことを自分たちのチームコンセプトにどのように組み入れ,つくば研修で発表するプレゼン作成は教科の枠を超えて大きな学びのきっかけになったようである。当初予定していたフィードバックが実施できなかったが,今後改善していきたい。

当初設定した目的に対する生徒の達成度について(生徒の変化など含む)

  • 技術のスピンアウトによって市販品がもたらされていること,そしてそれが防災食につながる可能性を持っていることを知り,生徒は防災食のヒントがさまざまなところに存在することを改めて強く認識した。自分たちがコンセプトを示し,それに対する指摘を受けてプレゼンをブラッシュアップさせる経験は,生徒の思考に向かう力や課題解決力強化のための大きな一助となったと考えられる。

ミッション内容含むJAXAとの連携についての感想・生徒の反応など

  • 食べ比べから入ることで,まず宇宙食が一気に身近な存在になった。その状況でスタートしたことは,テーマの敷居を下げて生徒の意欲関心を高めることに大きく寄与した。
 
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