授業連携

宇宙での活動と宇宙食

福島県・広野町立広野中学校

  • 中学校
  • 中3
  • 理科
  • 技術・家庭
  • 総合的な学習の時間

概要

全授業を通した指導目標

宇宙食の試食を通して、宇宙への関心を高めるとともに、活動に必要な健康の維持について考える。

対象

中学3年生 1クラス 29名

授業連携日

2019年12月10日

科目・単元

理科・地球と宇宙

授業連携

授業連携前

 宇宙について、先人たちが苦労しながら研究してきたことにふれる。

下矢印

授業連携日

12月10日

時間配分 学習内容・活動 児童・生徒の様子 教師の役割・活動
導入
40分
・JAXAの仕事内容
・はやぶさ2のミッションの紹介
・ISSについて
・宇宙で生活していくために必要なもの
・多くの生徒が無重力空間で起こる現象に興味、関心を示していた。 ・講師紹介し、真剣に話を聞くように指示した。
展開
50分
・宇宙カレーと市販のカレーを食べ比べ ・班で食べ比べをした。 ・宇宙カレーと市販のカレーを温め、カップに目印を付けて配付した。
・何が違うかの話し合い ・粘度、味の濃さ、具材、成分表示などを比べて、班で話し合いをした。

・活発に意見の出し合いが行われた。
・パッケージをじっくり見比べていた。
・話し合い活動がスムーズに進むように支援を行った。
・話し合った内容の発表 ・班ごとの発表の進行を行った。
まとめ
10分
・宇宙で活動することの大変さについて

・疑問に思うことの大切さについて
・様々な工夫がされていることを理解した。 ・生徒代表お礼の言葉、片付けの指示をした。

講師:野村 健太(JAXA宇宙教育センター)

下矢印

授業連携後

 宇宙食の工夫を踏まえ、宇宙での活動の大変さや健康を保つことが大切かを理解し、宇宙の学習のまとめに取り組む。

授業の感想・メモ

  • 宇宙カレーと市販のカレーを食べ比べ、味等の違いについての話し合いを通して、そこに秘められている数々の工夫に生徒は衝撃を受けた。また、科学技術の進歩の速さ、そこに携わる人たちの努力の素晴らしさを生徒たちは感じ取ることができ、宇宙への関心が高まった。生徒の発言等から、これからの未来を楽しみに感じている生徒も見られた。さらに、食事はコミュニケーションの一つとしても大切であることを改めて気付くことができたようである。
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