授業連携
JAXAや漫画「宇宙兄弟」と連携した環境学習
山口県・山口市立宮野小学校
- 小学校
- 小6
- 理科
概要
全授業を通した指導目標
宇宙から見たきれいな地球、現在の課題である地球温暖化について知り、自分にできることを考える。
対象
小学6年生 3クラス 108名
授業連携日
2020年10月16日
科目・単元
理科 ・地球に生きる
授業連携
授業連携前
「生き物の暮らしと環境」や「月と太陽の形」で、地球温暖化や宇宙のことを扱う。
授業連携日
10月16日
時間配分 | 学習内容・活動 | 児童・生徒の様子 | 教師の役割・活動 |
---|---|---|---|
導入 30分 |
・JAXAの古賀先生の授業 ・私たちの地球の様子など |
・とても興味関心をもって古賀先生の話を聴いていた。 | |
・宇宙に関する質問タイム | ・3名の児童が質問をした。 | ・事前に質問を考えさせておいた。質問の進行をした。 | |
展開 25分 |
・宇宙兄弟からの指令書を全員で読む。 | ・地球温暖化について考えていくことを確認できた。 | ・指令書を全員で読ませることにより、本時のねらいを確認した。 |
・ミッション1「地球温暖化を知ろう」を一人学びで調べる。 ・テーマに沿って、調べたことを発表する。 |
・テーマに沿って各自で調べる。 ・地球温暖化の原因や今後の影響などを発表していた。 |
・テーマに沿って、児童の調べたことを発表させ、板書にまとめていった。 | |
・ミッション2「自分にできること」を家庭・学校・地域に分けて考え、発表する。 | ・家庭・学校・地域で自分が何ができるかを考えて発表していた。 | ・学校では、委員会活動について、地域ではホタルについての活動を投げかけた。 | |
まとめ 5分 |
・6年理科教科書「地球に生きる」の最後にある宇宙飛行士 毛利 衛さんからのメッセージを聞く。 | ・学んだことと関連付けながら、メッセージを聴いていた。 | ・毛利 衛さんからのメッセージを読むことで、JAXA古賀さんの話、指令書の内容を関連付け、本時の学習のまとめとした。 |
講師:古賀 友輔(JAXA宇宙教育センター)※導入部分のみ
授業連携後
「地球に生きる」の学習において、空気や水など人と環境の関わりについて考える。
授業の感想・メモ
- JAXAとのリモートによる授業であったが、映像も鮮明で古賀先生の説明も的確であったので、児童はとても興味関心をもち、真剣に話を聴いていた。多くの児童が質問をしたかったようだが、時間の関係で3名になったのは残念である。
- 本県作成の漫画「宇宙兄弟」とのコラボによる環境読本は、コンパクトにとてもわかりやすくできていたので、授業でも取り扱いやすかった。児童にとっても、ミッション1「地球温暖化を知る」、ミッション2「自分にできること」が宇宙兄弟のイラストで紹介されていて、受け入れやすいようであった。とても素晴らしい教材である。