授業連携

JAXAや漫画「宇宙兄弟」と連携した環境学習

山口県・宇部市立小羽山小学校

  • 小学校
  • 3歳児
  • 総合的な学習の時間

概要

全授業を通した指導目標

JAXAが提供する画像や映像を見た子どもが、より広い視野を獲得し、地球や自然環境を美しいまま守っていく大切さに気付く。

対象

小学6年生 2クラス 52名

授業連携日

2020年12月16日

科目・単元

総合学習・月と太陽

 

授業連携

授業連携前

理科「月と太陽」「大地の作りと変化」の学習で、地球や宇宙の誕生について学び、総合的学習で自然や環境問題を取り扱います。

下矢印

授業連携日

12月16日

時間配分 学習内容・活動 児童・生徒の様子 教師の役割・活動
導入
45分
○JAXAによる授業
 ・JAXAの紹介
 ・私たちの地球の様子
 ・環境問題

○質問タイム
・「地上何Kmから宇宙か」の問いに友だちと話し合い挙手して答えていた。
・古賀さんの話をよく聞いてJAXAの仕事内容をメモし、宇宙からの地球の映像に感動していた。
・宇宙ごみや人工衛星の大きさなど、たくさんの質問をしていた。
・ワークシートを用意し書き込みができるようにした。

・身近な生活を振りかえらせ、JAXAの仕事と関わりあることに気付かせた。
展開
30分
○山口県が作成した環境読本を使用した授業

・地球の気温の変化


・気温上昇の理由


・地球温暖化の影響
・生きて行くには酸素やきれいな空気が必要だと気付いた。

・副読本や映像を活用しながらワークシートに書き込み、問いに答えた。

・副読本の内容以外にも自分の知識や 意見を発表した。

・昨年校内放送で紹介された「ぶちエコやまぐち」の食品ロスの取り組みを思い出しながら、CO2削減の様々な取り組みや方法があることを知った。
・宇宙兄弟に倣って宇宙服(レプリカ)で登場し、なぜ宇宙服が必要か考えさせた。

・大事な部分は副読本を児童に読ませ、皆に共有させた。

・恐竜の絶滅に触れ、今現在も絶滅している生物がいることを知らせた。
まとめ
5分
○振り返り
・自分に何ができるか考えよう。
・自分ができることからワークシートに書いた。
(後日の感想から)
地球上だけでなく宇宙にもゴミが散乱していることを知って驚きました。自分たちにできることをしようと思いました。
・言葉だけでなく具体的にできることやることを考えさせ、実践するよう励ました。

講師:古賀 友輔(JAXA宇宙教育センター)※導入部分のみ

下矢印

授業連携後

宇宙の姿から地球の自然や環境問題に目を向け、自分たちの生活を見直し、自然との関わりの中で実践できることを考えます。

授業の感想・メモ

  • JAXAの方の話を直接聞いたり質問し答えていただいたりしたので親近感がわき、JAXAの仕事や宇宙のことをより身近に感じることができた。
  • 環境問題はこれまでも学習してきたが、宇宙からという視点や今現在のリアルな映像そして何より美しい地球の映像からより危機感を高めることができた。
  • せっかくオンラインでつながったので、もう少しJAXAの仕事を詳しく知ることができたらよかった
授業連携実績一覧

このページのTOPへ