授業連携

「宇宙から見た地球・気象」

兵庫県・神戸市立花谷小学校

  • 小学校
  • 小5
  • 理科

概要

全授業を通した指導目標

気象衛星について知ることを通して、ニュースで見る天気予報や、今の地球で問題になっている異常気象などの環境問題について関心を高める。

対象

小学5年生 2クラス 42名

授業連携日

2020年11月12日

科目・単元

理科 ・雲と天気の変化

 

授業連携

授業連携前

理科「台風と気象情報」「雲と天気の変化」を通して、宇宙への関心を高める。 宇宙関連の書籍を紹介し、宇宙に関する基礎的な知識を得る。

下矢印

授業連携日

11月12日

時間配分 学習内容・活動 児童・生徒の様子 教師の役割・活動
導入
25分
・本時の学習内容の確認
・JAXAの仕事内容について知る。
・地上からどのくらい上に上がると宇宙なのかを考える。
・若干の緊張が見られたが、メモを取りながら集中して話を聞いていた。 ・児童の理解度の確認
・支援の必要な児童への対応
展開
55分
・宇宙から見た地球の動画を見る。 ・夜の日本の映像から、明かりの多さが宇宙からも見て取れることを知り、驚いていた。
『地球観測ぬりえ』
・雲のでき方の復習をする。
・ぬりえの仕組みについての説明を聞く。
・ぬりえをする。
・早くに塗り終わった児童が他の児童を手伝う姿が多く見られた ・丁寧に塗ろうとしすぎる児童もいたため、「素早く丁寧に塗ろう」と声掛けをした。
・班でぬりえが何を表しているかを考える。
・班で相談して、台風の順番に並び替える。
・班ごとに、考えを発表する。
・事前学習でアメダスの画像を見ていたため、比較的スムーズに予想が立てられていた。 ・しっかりと自分の班の意見を言えていた。 ・考える際には、ヒントは与えず、児童から出る自由な意見を尊重するよう促した。
まとめ
10分
・今日の学習の生かし方、協力の大切さについて知る。 ・学習が終わってからも「協力が大事なんだ」と言っており、心に深く残っているようだった。
・感想・質問タイム ・質問タイムには多くの児童が手を挙げていた。 ・質問をしていいものか戸惑っている児童には挙手を促した。

講師:鈴木 圭子(宇宙教育センター)

下矢印

授業連携後

連携授業で学んだことから、身近な環境問題について調べ、自分たちの住む地球の環境をよりよくすることの必要性を学ぶ。

授業の感想・メモ

  • (児童の感想より 一部抜粋)
    ・宇宙に関する興味がもっと広がった。
    ・宇宙からの映像を見せてもらい、とてもきれいで感動した。
    ・一年生の頃から楽しみにしていたJAXAの授業を受けられてとても面白かった。
    ・宇宙のことが気になるようになったので、もっと調べてみようと思った。
  • 宇宙について分かりやすく説明して頂けたことで、授業後にはほとんどの児童が「宇宙への関心が高まった」という旨の感想を書いていた。質問にも丁寧に答えて頂き、自分と宇宙の関わりにも目を向けることができていた。
授業の様子1
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