授業連携

ペットボトルロケット

兵庫県・神戸市立雲中小学校

  • 小学校
  • 3歳児
  • 理科

概要

全授業を通した指導目標

月や星の学習から視野を広げ、宇宙と私たちのくらしについて興味を持つ。

対象

小学4年生 3クラス 105名

授業連携日

2020年12月8日

科目・単元

理科 ・とじこめた空気や水

 

授業連携

授業連携前

閉じ込めた空気は押し縮められること、水は押し縮められないことを実験により明らかにした。野口さん搭乗のスペースドラゴンの打ち上げ映像を視聴した。はやぶさ2のサンプルリターンのニュースを伝えていた。

下矢印

授業連携日

12月8日

時間配分 学習内容・活動 児童・生徒の様子 教師の役割・活動
導入
20分
あいさつ
自己紹介
JAXAについて
宇宙開発と私たちの暮らしの関係
ロケットの飛ぶ仕組み
水ロケットの作り方説明
宇宙ステーションの映像を目を輝かせて見ていた。
学習したことが基になって、ロケットが飛ぶことに驚いていた。
宇宙に関することと、自分達が結びついていることに驚いていた。
はやぶさ2のサンプルリターンのお話にくいついていた。
会場準備
子供たちの整列
進行補助
説明補助
→授業内容と結び付けた内容
展開
65分
水ロケットの制作 真剣にノーズコーンや事前に作成していた羽を取り付ける様子が見られ、自分のロケットがうまく飛ぶようにという思いが窺えた。
自然と近くの友達と協力したり、困っている友達を助けたりして、みんなでロケットを完成させようという雰囲気になった。
ロケット制作補助
水ロケット飛翔体験 自然と全員でカウントダウンが始まってロケットを発射させた。ロケットが飛ぶと、毎回歓声と拍手が起こった。
自分たちで協力してロケットを設置するようになった。
うまく飛ばない友達にみんなで関わって、上手く飛ぶようにフォローしていた。
ロケット発射管理
→管制官
安全管理
運動場動線指示
ロケット発射補助
まとめ
5分
終わりのあいさつ クラスごとにお礼を言って解散 児童管理
片づけ

講師:鈴木 圭子(宇宙教育センター)

下矢印

授業連携後

後日、再度ロケットを飛ばした。学習内容と生活とを結びつける学習において、再度ロケットが飛ぶ仕組みを確認した。野口さんに関する記事が出るたびに知らせた。単元や授業連携から学んだ内容について、まとめや感想を共有する。

授業の感想・メモ

  • コロナ禍により、様々な制限がある中で学習を積み上げてきた子供たち。校外学習に行くこともできず、校内で工夫しながら学習を進めてきた中で、今回のように学校に来ていただいて専門的な話を聞かせていただいたり、体験的な学習をすることができたりしたのは、本当に貴重な時間となった。
  • 学校として、理科で学習したことを生活に結び付けることをテーマとしているが、「とじこめた空気や水」の出口に設定したことにとり、素晴らしい単元構成となった。
  • 時期的に、野口さんの3度目の宇宙飛行、はやぶさ2のサンプルリターンという大きな出来事があったため、より宇宙への興味・関心が高まった。後日、宇宙に関することをニュースで見たと何人もの児童が報告に来た。
授業の様子1
授業連携実績一覧

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