授業連携

地球脱出計画・宇宙箱舟

東海大学付属浦安高等学校中等部

  • 中学校
  • 中1
  • 総合的な学習の時間
  • 理科

概要

全授業を通した指導目標

中学1年生を対象に宇宙に関わるサイエンスやテクノロジーについて、地球以外の惑星で居住するためのミッションを通して考えを深める。地球と他の惑星の違いに何があるか、人類(生命)が他の惑星で生活していくためには何が必要なのか、そこに至るまでの過程で何が問題点となるかについて考える。

対象

中学1年生 42名

授業連携日

2020年12月12日

科目・単元

総合学習・自然科学系

 

授業連携

授業連携前

事前学習として、宇宙に関するテーマ(ハッブル宇宙望遠鏡・星雲など)をいくつか用意し、ポスターツアーを行った。

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授業連携日

12月12日

時間配分 学習内容・活動 児童・生徒の様子 教師の役割・活動
導入
10分
前時の振り返りと本時への導入
JAXA紹介・全体説明
・講義を拝聴する。
・iPad(メタモジ)アプリを利用して、メモを取る。
・生徒の活動が円滑にいくように、個別指導を行う。
展開
130分
・月・火星の探査計画(アルテミス計画など)
・無重量環境とISSでの生活
・グループワーク1
箱舟で数か月旅をするにあたり、無重量環境での生活での不便(食事・洗濯・衛生・健康管理など班ごとに選んでもらう)を解決する方法を考える。
・グループワーク2
地球に似た惑星へ移住するために、箱舟に載せていく動植物を選ぶ。(惑星に到着したら最初の夕食のメニューを考える。)
・前時の1と2をポスターツアーで共有
・講義を拝聴する。
・iPad(メタモジ)アプリを利用して、メモを取る。
・日常生活と宇宙生活との違いに注目して、どのような不便があるか考え、意見をまとめる。
・動植物カードを利用して、惑星移住に向けた考えをまとめる。
・生徒が考えたテーマに対して、ポスターツアーを通じて、考えを深める。
・生徒の活動が円滑にいくように、個別指導を行う。
まとめ
10分
まとめ・質疑応答 ・今回の講義を通じて、疑問に思ったことや不思議に感じたことを質問する。
・講義のまとめをして、自分の学習を振り返る。
・生徒の活動が円滑にいくように、個別指導を行う。

講師:鈴木 圭子(JAXA宇宙教育センター)

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授業連携後

宇宙に関する講義を受けて、疑問に思ったことをさらに調べ、未来の宇宙に興味を持てるように指導した。

授業の感想・メモ

  • 現在の宇宙環境や実際の宇宙飛行士の1日を学んだことで、宇宙を身近に感じることができた。さらに、宇宙箱舟をテーマにしたポスターツアーを通じて、生徒同士の積極的なコミュニケーションにもつながり、深みのある学習を行うことができた。討論・発表などを取り入れることで、受け身の講義にならず、自らが課題を見付け、それに対する考えをまとめる機会を得ることができた。
授業の様子1
授業連携実績一覧

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