授業連携

惑星移住するなら?

福島県・福島県立会津学鳳中学校

  • 中学校
  • 中2
  • 理科

概要

全授業を通した指導目標

惑星に移住するならというテーマを通して、生き物の多様性の必要性を知り、新たな惑星ではどういう惑星(社会)にするかを考え、現在の地球の課題などに目を向けるようにする。

対象

中学2年生 3クラス 90名

授業連携日

2020年12月16日

科目・単元

理科 ・自然と人間

 

授業連携

授業連携前

なし

下矢印

授業連携日

12月16日

時間配分 学習内容・活動 児童・生徒の様子 教師の役割・活動
導入
40分
〇本時の学習の内容の確認 ・本時の見通しを把握することができた。 ・リモート講座による準備する。
〇宇宙について理解を深める
・JAXAの紹介やはやぶさ2について
・国際宇宙ステーションでの生活ついて
・宇宙飛行士について
・興味をもって話を聞くことができた。
・動画だけでなく、様々な最新の情報に興味をもつ生徒が多かった。
・動画視聴の時は、学校の操作で別スクリーンに動画を視聴させる。
・司会進行を行った。
展開
50分
〇現在と未来の地球について知る
〇新しい惑星に移住するなら、どの生き物を連れて行く考える
・宇宙船でのアクシデントにより生き物の多様性の重要さを知る
・夕食のメニューを考える
・昆虫食について
・3,4人の班になり、意欲的に話し合い活動を行うことができた。選んだ理由をしっかりと述べることができた。
・アクシデント後の話し合いでは、自分の主張よりも相談し合う様子が多く見られた。
・事前に班の決定を行う。
・事前に生物カードを準備する。
〇新しい惑星に移住する人間について考える
・人類の分布などについて
・地球の社会的な課題について
・SDGsについて
・現在の人類の問題を100人で置き換えた時は、驚いている生徒が多かった。
まとめ
20分
〇持続可能な社会(惑星)を目指すために、答えがない問題を考え解決することの難しさと大切を考える
〇理想の惑星を考えまとめていくように振り替えさせる
・宇宙に対して今まで関心があまりなかった生徒も、もっと深く多くのことを知りたいと感じたようであった。
・今の地球の課題(答えのない課題)に向き合う必要があると感じる生徒が多かった。
・質問をしたい生徒もいたようだった。
・司会進行をした。
・生徒代表がお礼をして授業を終えた。

講師:野村 健太(JAXA宇宙教育センター)

下矢印

授業連携後

講義を受け、SDGsの背景にある各問題について探求活動をして、その後、SDGsの17の目標を総合的に考えて、個々がどのような惑星(未来)を目指すか考え発表する。

授業の感想・メモ

  • 導入では興味関心を高まっていくい様子がよく分かりました。また未来では宇宙旅行が現実になると信じ喜んでいました。展開では、カードを使ってよく考えていました。話し合いの時間は適切だったと思います。こちらの反省点として、選んだ12枚のカードが入る枠のような台紙を準備した方が良かったなと思いました。まとめでは真剣に聞く様子が見られました。100人の村だったらというような話が生徒達には斬新で驚きが多かったようです。
  • リモートでの講座でしたが、問題なく良い講座をしていただけました。実際に講座中に心配になったことは、生徒の声や反応がどのくらい伝わっているか分からないことでした。講座では反応が分かりにくいので、動きで伝わりやすいような仕組みがあった方が良かったのかもしれません。今回はリモートいうことで打合せをリモートで行いましたが、そのおかげもあり打合せが充実していたように思います。また今回の講座を導入として、今後の学習で理解を深めていこうと思います。
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